2013年1月10日 つづき
説明はまだ続いた。
今後のこと。
一般的な脳腫瘍の治療は、
①手術
②放射線
③化学療法
①航平の場合は、脳幹を傷つけるだけで切り取ることが出来ないので、手術する意味がない。
②放射線で腫瘍を制御し、効果はあるが、一時的である。
③良い効果は期待できないが、試してみる価値はある。
航平には②と③の治療を提案された。
結局どの説明を聞いても、完治しない。
私は、それなら嫌な治療なんてしない方がいい!
航平が苦しむことは何にもしたくない!
と先生に伝えた。
先生は
「何もしなければ、春まで持たない・・」
怖かった。
少しでも長く一緒にいたかった。
確かにたった2週間で急激に悪くなったのだから、このまま何もしないとそうなのかもしれない。
春って・・
あと3ヶ月もない。
考えられなかった。
まだ受け入れられないが、ゆっくり悩んでる時間はなかった。
他の病院でも同じ結果なのかを確認したい。と伝え、
先生からも納得いくまでセカンドオピニオンに行くようにすすめられ、書類を準備してもらう約束をして、説明は終わった。
涙を落ち着かせて、航平のところに戻った。
航平もまだまだ慣れない病院で、私から離れない。
でも、この日から夜は1人で泊まらないといけない。
何とか寝かしつけてから帰るつもりが、お互い緊張して寝ても私が離れると起きてしまう。
10時を過ぎた頃、やっと寝たのを確認して病室を後にした。
起きた時、1人だと寂しいと思って、お手紙をおいて帰った。
『おはよう。あとでいくからね』
これからこんな生活が毎日続くのかな・・
近くに住む姉に兄を預けているけど、こんな遅くに迎えに行くのもかわいそうだし。
これからどうしよう・・・