「年末ジャンボ当たったら何します?」

先月、副業先で聞かれたとき
半額貯金して、あとは公演を何か好きなようにお金気にせず作りたいと言ったら、本当に好きなんだねと言われた私です。

上京して10年以上が経って人生の3分の1 演劇をしていることに気付いた。

それまで一番長く続いたのはクラシックバレエで8年 次に合唱が3年。
10年以上何かを続けているのなんて初めてだし自分で驚いた。

それくらい演劇が生き甲斐になってるんだなぁ、なんて。

コロナが影響で色々あって、自分の団体の一番の色だった参加型を一旦封じた。

それでも、もの創りを諦めたくなくて、今作ってるのが21日から本番の「自粛姫」です。

非常事態宣言が出て、正直非常に悩みました。

けど、何回見直しても、稽古場で作品を見ても

出演者がマスクをしていて
ソーシャルディスタンスを舞台上で守っていて
全国ツアーから得てきた感染対策も引き継いでいて
中止を考える要素が公演自体には無くて。

この世の中でも笑っていこうねって気持ちになれる作品になっているし

今のこの世の中、色々な立場から色々な意見があって何が正解かもわからないし、きっとそれぞれが正解でもあるんだなって作品なので
それぞれの考えを否定しない作品なのでとても心地が良いというか。

寧ろこの時期だからこそ、この状況だからこそ
塞ぎ込んでる気持ちが少し軽くなったりして。

各作品を観る度、やっぱり届けたい気持ちが強くなりました。

なんとか無事に上演したい気持ちでいっぱいです。

この形で、これからも何か面白いものを作り続けられるかもしれないし。





今回取っている対策は

●検温、消毒を徹底します

●物販はキャッシュレス決済のみになります

●チケットも画面を見せるだけでパスできるものです

●オムニバス作品にする事で稽古場での密を防ぎます

●20分毎に演出上で窓を開けるシーンは実際に換気タイムを取り入れます。

●劇場入口に除菌マットを用意します

●各客席を仕切ります

●最前列は撤廃します

●役者は演出上、マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを守らなければいけないルールの中で演技を行います。




対策は出来るかぎる事はしています。昨年の全国ツアーは参加型でありながらも1人も感染者を出さずに公演をやりきれた実績もあります。勿論、今はもう誰がなってもおかしくない時期ではあるので運が良かった部分もありますが…


この世の中だからこそ生まれた作品です。
とにかく感染しないために必要な事を守って、対策をして、作品を作っています。

色々あるけど、どうかどうか、会えたら嬉しいです。
普段遠方でなかなか会えない方も、配信があります。
私がどういう作品を作ったり、芝居をしてるのか見てみてほしい。今が寧ろ遠方の方は作品を観れるチャンスです。
引き続き、気をつけながらあと1週間駆け抜けます。
今の時期、いつも以上にチケットのご予約が本当に本当に力になります。

是非チケットをご予約いただけたら嬉しいです。
宜しくお願いします!