午前5時47分の時計台、無事に終演いたしました。

ご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。

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アンサンブルで過去の合唱部の生徒、瓦礫、逃げる人々。

そして、居酒屋の女将、五井さんを演じさせていただいておりました。

瓦礫、群読、初めてのことだらけ。
ダンスとはまた違う皆と合わせるということ、身体表現、日に日にバッキバキになる身体(笑)

結局5キロ痩せましたw
でも、沢山のことを学ばせていただいた。


居酒屋の女将の五井さんは、関西では、タレントの七井貴行さんが演じていらっしゃった役。

神戸で観た時に衝撃で。すごくインパクトや飛び抜けた明るさがあって。

このままじゃダメだ、役を変えられる、と必死になりました。

正直な話、役を変えられるかもしれない、と必死になったのは今回が初めてで、こんな役ですよって告知が小屋入りまで出来なかった。

ずっとプレッシャーに押しつぶされそうだったけれど、なんとか飛び抜けた明るい感じを作ろうと、冒頭にす○ざんまいな感じを入れてみたら、それを先輩方が拾ってくださって、どんどん色をつけていってくださって。

ラストのシーンを追加していただいた時はすっごく嬉しかったのを覚えています。

笑いを取る、というより、関西のおばちゃんの

変わってるけどまた何となく口癖とかを思い出して会いたくなる人、通いたくなる店、ということに注力していました。

あのお店に行きたいなぁって思ってくださった方がいてくだされば幸せです。

居酒屋の店員組はちゃんとみんな個性があったりしました。写真は一番の問題児バイト役だった、あずえると(笑)
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今回の作品は、お客様の感想を纏めても
言葉にするのが難しい、一言で言えない、という声が多かったのですが、それでも、それでも心の中に、何か少しでも伝わっていたら幸せです。


毎公演、暗転になる瞬間に起きる拍手。
ずっとずーっと鳴り止まない大きな拍手。

あの音を私は忘れません。


そして、最後の大千穐楽での、スタンディングオベーション。

頭を上げた時、500人の客席が皆立って笑顔で拍手をしてくれていたこと。

客席からの「ありがとう」の声たち。

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元々、カーテンコールで役者は泣いちゃいけないよと言われて育ってきたのですが、この景色は無理でした。

必死に耐えたけど、涙が溢れてしまった。

ずーっと見て見たかった景色だったんです。

舞台を観に行って、私も年に数本はスタオベがある作品に出逢って。

スタンディングで拍手をしながら、いつか私も、この景色を舞台上から見てみたいと思っていました。


苦労の先にしか、見たい景色はないのだと、教えていただいた気がします。

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今年の冬は、久々にルミナリエに行こうかな。

この作品に会えて本当に幸せでした。

関係者の皆様、神戸キャストの皆様、座組の皆様、そして、タクさん。

何よりご来場いただきました皆様に。


全力の感謝と愛を。

本当にありがとうございました!!