京都に行ってきました。
古都ってすごく良いですよね。

地名が面白いし
人里離れた場所に有名なお寺があったりもしますが、他県の郊外とは違って
自然の細部にまで、美意識と世界観が宿っている感じ

雑な場所がひとつもないんですよね。

京都はインバウンド向けのお店は少なく、
けれど店員さんは英語が喋れる、みたいな、、ハイレベルでした。
あと開き直って(?)外国人観光客を雑に扱う感じに国内トップ観光地としての余裕を感じました笑

そのあとは知恩院へ。
浄土宗の総本山です。
向かう途中で素敵な扉に出会いました。



度重なる坂と石段という苦行を乗り越えて壮大な門が目の前に現れた時
写真で見るより金ピカな本殿を目にした時、
言葉にはできない、なんともいえない感動に包まれました。

そういえば、高校生の時に現代文で、『水の東西』(著:山崎正和)を読んだことがあります。

 木を理想の形に切って、噴水を作り、整っている形をよしとする西洋に対して
日本の庭園は、木をそのままの形で生かし、鹿おどしでは上から下に水を流す
みたいな文章です。

知恩院がまさにそうで、これは日本の建築、造園の第一線を牽引してきたのが寺院だからではないかと思いました。
美しいこの場所に生命がありのままの形で宿っていることで、生命自体が美しいのだということに気付かされました。また、生命の近くに仏様がいらっしゃるのだということにも。

お陰様の心ですね


また、北野天満宮で

『KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026
-時をこえ、華ひらく庭-』

蜷川実花さんの展示も見に行きました。
 
梅にクリスタル。

一昔前ならB612で斜めでとる中学生がわんさかきていそうなインスタ映え空間。
令和の時代は子連れや若者、ご老人など色々な人で溢れていました。
 
彼女の作品はお花などがぎっしり!というのが多くて、すごく華やかですよね。
同時に、花はこんなに詰まって咲かない、この不自然さがちょっぴり狂気を醸し出しているというか
なんとも目を離せない作品が多い気がします。

華やかなソメイヨシノとか百日紅と比べると梅の花はなんとも寂しく感じられてしまうのですが、
そこのところはさすが蜷川実花さん
これでもかと言うほど余白を埋めてくれてて良かったです笑

コンセプトとなっている菅原道真の「月夜見梅花」
改めて読むと、目の前の風景を120%表現してて、趣がないと抵判されそうな文章だと思いました。(無名抄とかで)

クリスタルを多用して星に見える梅を表現してるこの作品が、
そんな道真に対してシニカルで良かったです笑

星は白い斑点でしかなく、これほどの輝きなんてないですから。
 
 
そのあとは小屋の展示です。ここもお花が溢れていました。


狂気的な華やかさがさびれた小屋に存在することで、より狂気を増していました。

ここで突然締めます(しめるの下手すぎ)!
では〜