昨日は「なら国際映画祭」のプレイベントに参加した。

三部構成されていて、映像と音楽の融和、祈りをテーマにしたトークイベント、南アフリカの映画の上映。どれも個性が光っていて良かったです。

その中で、私が一番楽しみにしていたのが、映画監督の河瀬直美さん、茂木健一郎さん、宗教学者の山折哲雄さんのトークセッション。

専門分野の違う方々の思う祈りの在り方について興味深く伺いたいなと思っていたから。

トークセッションのテーマは、祈りという大きなテーマ。これをどういった切り口でお話しされるのだろうか。

期待に胸を膨らませながら、トークセッションは始まった。

トークは祈りとは少し離れたところから入り、互いにピントが合ってるような合ってないような・・・?そんな不思議な感じで始まりました。

しかし、そこはさすがにプロの方々。

最後には一つのテーマでセッションがまとまっていました。

セッションの中で、山折さんのお話がとても興味深かったです。それは最近私の身近に起こった、そして話として持ち上がった話題のテーマでもあったから。そうなんだ。

ここで書きたいほど良いお話でしたが、控えさせていただきます。

お三方のセッションとても面白かったです。

以下はこのセッションを聞き終えての感想です。

何でもすぐ手に入ると思いがちな現代人の潮流に恐怖を抱いた。

私は、最近の満足度や知のレベルの低さに満足してしまうような現代に危惧し、考え方の安直さを求めるようになったこのご時世の風潮が好きではありません。少なくともそんな世の中の主流に飲み込まれたくないというのが本音のところです。もっと深いところにきらきらした真実が隠されているのに。

本当にすべてが自分の手に入るのだったら、それはとても寂しい人生だと私は思う。

良いものばかり見たって人間は成長しないのだ。自分の人生、蓮の花のように時には泥水を沢山吸って綺麗な大輪を咲かせたい。そしてほんの少し、一人ひとりが他人を思いやることができる世の中だったら、そしたらきっと素敵な世の中になるのにナ。

テーマの祈りからこんな感想が?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、それは割愛させていただきます。

最後に、来年開かれるこの「なら国際映画祭」が成功することを心よりお祈り申し上げます。