6月21日から高知大学で開かれた日本古生物学会の年会への参加に合わせて、四国の博物館めぐりを行ってきました。
今回は最初に訪れた徳島県立博物館の模様を、お伝えいたします。^^
徳島県立博物館は、徳島県文化の森総合公園内の複合施設にある博物館で、近代美術館や鳥居龍蔵記念博物館などが写真の施設内に入っています。
では早速展示を見て行きましょう。
受付を過ぎて最初のコーナーは”徳島恐竜コレクション”
徳島県で産出している恐竜化石(実物標本)と関連性があると思われる恐竜の全身骨格キャストが展示されていました。
まずはティタノサウルス形類のマラウィサウルスから
ティタノサウルス形類としては、派生的な部類に入るのですが、頭骨が見つかっている数少ない恐竜ということで展示に至っているようです。
続いてカルカロドントサウルス類のコンカベナトールと
イグアノドン類のプロバクトロサウルス。
三体ともサイズで選ばれた感じですが、いいチョイスだと思いました。^^
そして実物標本がこちら
ティタノサウルス形類は歯のみですが、イグアノドン類は尾椎や骨腱腱も出ているのですね。
獣脚類は肢骨や脛骨も見つかっています。
そして昨年見つかった新標本が ^^
獣脚類は複数のタイプが居たようですね。
追加標本が見つかれば、このコーナーも手狭になってくるかも知れません。^^
続いては”地質時代の徳島”
各時代の徳島県産、国内外の標本が素晴らしかったです。
先史時代の標本ではナウマンゾウとオオツノシカ、
水牛やニホンムカジカ、シフゾウなども居たのですね。^^
今日はここまで、ではまた。^^