8日、さいたま市青少年科学館で開かれている企画展、”大迫力のティラノサウルス・ワールド2024”を見学して来ました。^^
会場に入って最初の展示は恐竜について学ぼうをテーマに、恐竜から鳥への進化の展示で、アーケオプテリクスのレプリカ標本が展示されています。^^
展示されていたレプリカは詳しいキャプションがなかったので、2011年科博恐竜展の写真を調べたら、アイヒシュタット標本のレプリカでした。^^
続いての展示は三畳紀ワールドと題して、恐竜の起源について
紹介しています。
獣脚類のエオドロマエウスに竜脚形類のエオラプトルとプラティオサウルス。
エオドロマエウスの羽毛復元は勇み足感が強いですが、羽毛の起源はまだ結論が出ていないので、まぁ参考と言うことで ^^;
また当時のアンモナイトなども展示されていました。
次はジュラ紀ワールド「ティラノサウルスの起源を知ろう」と題された展示でした。
ティラノサウルス類はコエルロサウルス類から進化したと考えられていて、本展示ではタニコラグレウスの頭骨と生態復元模型が展されていましたが、前肢ってここまで大きかった?
あと同時代の植物食恐竜として、ステゴサウルスとカンプトサウルスの頭骨キャストが展示されていましたが、カンプトサウルスのキャストがテイオフィタリアのものだったのはご愛敬です ^^
※テイオフィタリアがカンプトサウルスとされていた時代がありました
最後の展示は白亜紀ワールド「史上最強の肉食恐竜ティラノサウルスを知ろう」をテーマにしたものです。
中型のティラノサウルス類、アリオラムスの全身骨格です。
頭骨のみの展示は、国内でも幾つかの博物館で展示されていますが、全身骨格の展示は2016年に群馬県博で開催された、T.rex博依頼ですかね ^^
また同じくアレクトロサウウルスの右足と下顎のキャストも展示されていました ^^
最後の最後はT.rex の展示です。
以上で会場レポは終了です。
科学館への入場は、プラネネタリウムを鑑賞しない限り無料なので、お近くの方は是非見学して欲しいですね。
6月16日には講演会もあります。
会期は7月7日までです。
ではまた ^^