第二会場、後半の展示は博物館での研究の成果について、紹介されていました。^^
2019年の「恐竜の脳力」展から、様々な恐竜の脳函をスキャ
ンして、脳の模型を研究したもので、
恐竜の視覚や嗅覚、聴覚を解明した展示です。
内耳の三半規管の角度で、平常時の頭の傾きなども解り、復元画にも影響を与えた研究成果ですね。^^
続いては恐竜の子育てについての展示です。
2017年の「恐竜の卵」展をメインにした展示で、
抱卵や地熱利用など、種族によっての子育ての違いを展示していました。^^
第二会場の最後のコーナーでは、福井県立大学で来年度から開設される恐竜学部の紹介が行われています。
これからのこどもたちは、恐竜を学べる機会が増えて羨ましい限りですね。^^
そして第三会場は球体展望室”はちたま”で行われています。
中央にはスピノサウルスの生態復元ロボットが唸り声をあげています。
水中を泳ぐイメージだそうですが、なぜが鼻息を再現した挙動もあり、頭廻りは人だかりで賑わっていました。^^
スピノサウルスの周りを取り囲むように、全身骨格や頭骨の標本が並んでいます。
旧エドモントニアはデンバーサウルスに改名されての展示、タラルルス先輩は相変わらず元気なようです。
バリオニクスさんも展示されていますが、相方?のスコミムスさんは常設展示に昇進したため、特別展などで並んで展示されることが無くなり、ちょっと残念ではあります。^^;
頭骨ではスティラコサウルスとゼノケラトプスが目を引きました。
ゼノケラトプス(Xenoceratops)の表記ですが、個人的にはキセノケラトプスやクセノケラトプスとした方がしっくり来るんですが、まぁいいでしょう・・・
そして隠れた目玉展示、スピノサウルスの実物標本の展示です。
出自の説明がないのが残念ではありますが、貴重な標本なので、じっくり観察して頂きたいですね。
以上で駆け足でしたが、オダイバ恐竜博覧会2024の会場レポは終了です。
春休みは終りですが、GWの5月6日まで開催されていますので、関東へ旅行される方は、是非見学先に組み込んで頂ければと思います。
ではまた。^^