今回は8月末に観覧してきた長野県の飯田市美術博物館で開催されている、特別陳列・驚異の部屋ー長谷川善和コレクションーの模様をお伝えします。^^

長谷川博士が集められた、10,000点を超える標本を出身地である飯田市の飯田市美術博物館へ寄託され、長谷川コレクションとして整理中とのことで、今回その一部を展示する特別展ということで、訪れてみました。^^

会場では様々な化石やレプリカ標本、現生動物の頭骨や骨格標本が展示されていました。

 

それでは展示を細かく見ていきましょう。

まずは長谷川博士の今日までの道のりと、コレクションの内容についての展示と説明で、コレクションには師匠に当たる鹿間時夫博士から引き継いだ物も、数多くあるそうです。

こういった日本古生物学の歴史を垣間見る展示は重要ですね。^^

 

続いては海洋生物の化石コレクションです。

三葉虫やメガロドンの歯など、クオリティの高い標本はさすがの一言に尽きるレベルでした。^^

 

続いて中生代から新生代の化石コレクションが並びます。

中生代は魚竜の頭骨の一部が素晴らしいです。

おそらくイクチオサウルスのものと思われますが、結構大きな標本で、常設展示が望まれる標本ですね。

新生代は古代ゾウの臼歯標本が中心に展示されていましたが、瀬戸内海の小豆島沖で見つかった、ナウマンゾウの化石で博士号を取られた長谷川博士を象徴するような展示でした。^^

 

今日はここまで、後編は恐竜とフタバスズキリュウを中心にお伝えします。

ではまた。^^