西国遠征博物館めぐりも、最終ダンジョンへ到達しました。
今回から岡山理科大学の恐竜学博物館の模様をお伝えします。^^
大学のキャンパス内にある博物館なので、基本日曜日は閉館しています。
また月曜日や土曜日が閉館日となっている場合がありますので、必ず開館日を確認してから訪れてくださいね。^^
アクセスは岡山駅西口から岡電バスで15分ぐらいでした。
バス停から階段、エスカレータを使って上へ昇って行くと、大学の正門があり、そこで恐竜学博物館へ見学に来ましたと告げると、博物館とサテライト展示室のある場所が記されたマップをもらえるので、あとはマップに従って見学してもらえればと思います。^^
赤い鉄骨の橋を渡った先の建物の7階から1階へ降りて、裏側?の出入口を出た先の建物に博物館の入口があります。
講義中の教室の前を通る場所もあるので、授業の邪魔にならないよう、息をひそめて進んでいく・・・まさにダンジョンでした。^^
※オープンキャンパスの日以外は、小さなお子さん連れは厳しいですかね。静かに出来ないと・・・
入口左手がメイン展示室の入口で、手作りでしょうか?タルボの頭骨組木の看板が迎えてくれました。
まずはプロトケラトプスの展示から、
15体の幼体が埋まった産状化石のレプリカや3Dデータで製作された幼体の全身骨格を見ることが出来ます。
亜成体の産状レプリカは2体が重なった状態で産出したもので、同世代が集団で活動していた可能性を示唆していると考えられています。^^
こちらの成体産状レプリカはプロトケラトプス.アンドリューシとしては大型の個体で、砂嵐で埋まって亡くなった後に虫に食われた孔が骨に開いているなど、食物連鎖を感じ取ることが出来る標本です。
尻尾が折れているのですが、その先の尾のくねり方を見ると砂に埋もれながら、最後まで抵抗して力尽きたのかと、想像してしまいました。^^;
図番やキャプションも詳しい説明がなされているので、大変勉強になります。^^
今回はここまで、ではまた。^^