今日は文化の日、科博にでも行って来ようかと、入館予約を見たら、満員でキャンセル待ちとは・・・皆さん考えていることは同じですね。^^;

そんな訳で、今回は2004年に幕張で開催された、驚異の大恐竜博を、振り返ってみたいと思います。^^

※古い写真なのでピンボケ、露出OUTはご容赦ください。

 

まずはメイン展示のチュアンジエサウルス。中国の竜脚類から

雲南省禄豊県のジュラ紀中期の地層から見つかった、マメンキサウルス類で、推定全長27mとアジア最大の竜脚類と言われています。

ボーンベットで見つかっており、11体分の部分骨格が産出していますが、その後も研究が続けられた形跡かなく、詳しいことは判っていません。^^;

 

続いては2003年に記載されたばかりのミクロラプトル.グイが初来日です。^^

ミクロラプトルは1999年にアルカエオラプトル.リアオニンゲンシスとして記載されたものの、2種類の別々の恐竜のキメラ標本であったことが判明し、翌年に頭骨と上半身、下半身の一部がミクロラプトル.ザオイアヌスとして再記載された恐竜です。

ミクロラプトル.グイはその2つ目の種類と言うことで、4つの翼とその後研究で、メラニン色素が分かり、体色の判っている恐竜の一つとしても有名ですね。^^

 

この時の恐竜博は羽毛恐竜や古鳥類の展示が多かったのを覚えています。^^

オビラプトロサウルス類で歯を持つ珍しい恐竜、インキシボサウルスも初来日でしたね。

前上顎骨歯が出っ歯なのが目立ちますが、獣脚類としては珍しく、異歯性の強い恐竜で、切歯様な前上顎骨歯、上顎骨歯は前部が櫛状で奥が木の葉型と、雑食性の可能性が強い恐竜です。^^

 

今では科博常設展示されているバンビラプトルも初来日でした。

 

一方、三畳紀の恐竜前の生き物たちも多く展示されています。^^

まずは恐竜様類のラゴスクス。Lagosuchus

主竜上目ラウィスクス類のロトサウルス。Lotosaurus

主竜上目エリスロスクス類のウジュスコビア。Vjyushkovia

ウジュスコビアなんて、頭骨だけ見せられたら、獣脚類と区別付かないくらい、収斂進化してるなと実感した標本でした。^^;

 

今日はここまで、後編へ続きます。

ではまた。^^