3月2日、茨城県自然博物館で開催れている特別展、

”体験!発見! 恐竜研究所~ようこそ未来の研究者~”へ行って来ました。^^

副題にあるように子どもたち向け?のテーマに思えますが、実際の展示は大人でも十分に楽しめる内容で、作り込まれた特別展となっています。

展示は全編を通して、標本同士を比較出来る展示になっていて、しっかり学習できる内容でした。

レプリカ標本が主体ですが、質の高いのもが多くコアな方でも細部を確認出来るので、満足できる内容だと思います。^^

 

こちらのステゴサウルスの頭骨は、歯の生え方が良く観察出来て

個人的に気に入りました。^^

 

メインの展示はこちらのティランノサウルス3体揃い踏み。

成体のスタン、亜成体のジェーン、幼体は科博にあるやつですかね。^^

写真は旨く人気のないタイミングで撮れていますが、当日は幼稚園児の団体さんたちで、黄色い歓声がすごかったです。^^

 

恐竜以外もちゃんと展示されています。

魚竜のステノプテリギウス、首の短い首長竜のプリオサウルス。

翼竜のプテラノドンや、様々な鳥類も展示されています。

 

つづいて日本産の恐竜化石・・・

福井の恐竜化石ももちろんありますが、ここは省略します。

普段あまり見れないものを中心に紹介しますと、

ニッポノサウルスの後足と頭骨の一部、夕張産ノドサウルス類の頭骨、岩手県岩泉産モシリュウの上腕骨と福島県広野町産フタバリュウの脛骨。

茨城県那珂湊層から出た翼竜の指骨、これは現物を初めて見ました。^^

この那珂湊層からはアンモナイトの化石が出ています。

※写真右は常設展示のものです。

むかわ竜や夕張のノドサウルス類、芦別のティランノサウルス類は海成層産ですから、将来那珂湊層から出てもおかしくはないの期待しています。^^

 

以上で茨城県自然博物館の特別展レポは終了です。

博物館見学後は、併設の自然園で小春日和を楽しんで来ました。

ではまた。^^