3回目はむかわ町立穂別博物館です。^^

むかわ町と言えば、ハドロサウルス発見で有名ですが、元々は首長竜で和名をホベツアラキリュウ(愛称ホッピー)が発見され、展示研究するために建てられた博物館です。

エントランスホールで来館者を出向かえる”ホッピー”ことホベツアラキリュウ。

エラスモサウルス科というレベルまでしか判明していませんが、発見された標本はフタバサウルス(フタバスズキリュウ)に次いで全身の部位(頭骨を除く)が見つかっています。^^

現在博物館では特別展「モササウルス展」が開かれていますが、まずは常設展示からレポして行きたいと思います。^^

常設展示室へ入るとまず目に飛び込んでくるのが、ティロサウルスの生態復元模型。

展示室内には穂別産の首長竜やアンモナイトの標本が並びます。

ハドロサウルスの化石も展示されていますが、研究中のため撮影はNGでした。

展示されていたアンモナイトはホロタイプ標本が多いことに驚きました。^^;

また、翼竜の化石も出ていたのですね。

一方、海トカゲ竜の化石も多く産出しています。

モササウルス.ホベツエンシス(ホロタイプ標本)、アジアで初めて見つかったモササウルスとのこと。

モササウルス.プリズマティクス(ホロタイプ標本)、種名は多角形の歯に基づいて付けられたそうです。

ティロサウルス.spに

モササウルス類で初めて立体視が可能だったフォスホロサウルス.ポンペテレガンス。

一つの地域で4種ものモササウルスが居たなんて、一体どんな環境だったんでしょうね。こんな海岸では海水浴はしたくないです。^^;

 

つづいてイノセラムスの標本が並びます。

穂別博物館ではマスコットキャラがホッピー以外にも居るのですが、それがイノセラムスの”いのせらたん”達です。

穂別で見つかったすべての種に、ゆるキャラ名が付いていました。^^

またカメの化石も多く見つかっており、陸生、海棲両方の種が産出しています。

海ガメのメソダーモケリス。

陸ガメのアノマロケリス。

 

また、新生代の標本も多く展示されていました。

古代クジラやイルカ、デスモスチルスが見つかっているのですね。^^

 

次回はモササウルス展の模様をお届けします。

ではまた。^^