北海道編2回目は耐震補強工事で先月リニューアルオープンした、北海道大学総合博物館です。^^
13時ごろに到着しましたが、陽射しの割に風が涼しく正門から博物館の入口まで、避暑地を散策する気分で歩くことが出来ました。^^
キャンパス内は解放されているので、市民の方々の憩いの場になっています^^
博物館は3階建てで、研究スペースなども併設されているために、各階の展示スペースにはばらつきがありますが、同大学の研究の軌跡から所蔵標本の展示、ラボまで幅広く展示されていました。^^
さすがに全てはレポ出来ないので、化石がらみの展示をお伝えしますので、ご了承ください。^^;
まずはマンモスの生態復元標本、
1階の展示室にありましたが、やはり北海道といえばマンモスですかね。日本では津軽海峡以南では見つかっていない(ムカシマンモスという祖先は居ましたが・・・)ので、アニメ ”はじめ人間ギャートルズ”のゴン(歳がばれるほど古いw)が日本人の祖先なら北海道が舞台ということになるのね。^^
化石関係ではおもに3階の展示スペースになるのですが、メイン展示室以外にもカンブリア紀(アノマロカリスの顎とか)から白亜紀までの収蔵標本が展示されています。
イクチオサウルスの頭骨、翼竜のプテロダクティルスのレリーフ、桑島産のイチョウの化石もありましたよ。^^
こちらがメイン展示室です。
パラサウロロフスのレリーフやむかわ町のハドロサウルス(撮影禁止)が目に飛び込んで来ましたが、カザフランビアなんていうレアな標本も・・・
おそらくニッポノサウルスとの比較研究対象で収蔵されたのかな?
ニッポノサウルスも間近で観察できるので・・・
こんなアングルも見れてしまいます。^^
恐竜としては後タルボサウルスの頭骨レプリカがあるだけですが
間近で観察できる展示方法は、子どもたちへのアピールはかなり good job!ではないかと思いました。^^
モササウルスや首長竜の標本もちゃんとありますよ。それとアンモナイトもね。^^
新生代の標本はデスモスチルスに、マチカネワニ、当別町で見つかったトドの化石も・・・
※デスモスチルスの一種、アショロア。
※マチカネワニと手前はサルコスクスとデイノスクスの頭骨。
※マンモスの臼歯です。
これだけ展示されていて、入館料がただですから札幌で出かけることがありましたら、是非立ち寄って頂きたいと思います。^^
次回は穂別博物館の模様をお伝えします。
ではまた。^^