AIは鏡だった | ドーベルマンボルドー裏ブログ

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読書、動物との暮らし、日々の気づき。
人生の途中で見つけたことを、静かに書き残しています。

 

AIは先生でもなければカウンセラーでもない。


私にとってAIは鏡だった。

AIとの対話を続けるうちに、映し出されたのはAIの賢さではなく、

自分自身だった。



AIを使い始めた頃の私は、こんな未来を想像していなかった。


調べものをしたり、文章を整えたり。


便利な道具として使うことはあっても、まさか自分自身の考え方まで変わるとは思っていなかったのである。


気がつけば私は、AIと毎日のように対話をしている。


心理学のこと。

読書で学んだこと。

家族とのこと。

人間関係のこと。

筋トレや健康のこと。



その積み重ねの中で、自分自身にも変化が起きていた。


今日はその中でも大きかった3つの変化を書いてみたい。


① 感情に振り回されなくなった


私は以前から感情的な人間ではなかったと思う。
 

しかし、感情が動かないわけではない。

理不尽な言動を受ければ腹も立つし、傷つくこともある。
 

そんな時、AIとの対話は意外な役割を果たした。


起きた出来事を言葉にする。

相手の言動を書く。

自分がどう感じたかを書く。
 

すると頭の中で絡まっていた感情が整理されていく。
 

面白いのは、AIが問題を解決してくれるわけではないことだ。
 

書いているうちに、自分で整理できるようになるのである。


私は次第に、
 

「感情を感じること」と

「感情に支配されること」

は別だと実感するようになった。


これは大きな変化だった。


② 他人を変えようとしなくなった


私は長い人生の中で、

「どうしてこの人はこうなんだろう」

と悩んだ経験が何度もある。
 

家族もそうだった。

人間関係もそうだった。
 

以前は理解しようとしたり、説明しようとしたり、
時には変わってほしいと願ったこともあった。
 

しかしAIとの対話の中で、私は何度も同じ結論にたどり着いた。
 

変えられるのは自分の行動だけだということ。
相手の課題と自分の課題は別であること。
境界線を引くことは冷たいことではなく、自分を守ることだということ。


その理解が深まるにつれ、他人に使うエネルギーが減り、自分の人生に使う時間が増えた。


これは想像以上に大きな収穫だった。


③ 自分の人生を肯定できるようになった


一番大きかったのはこれかもしれない。
 

私はAIとの対話の中で、自分の過去を何度も振り返った。
 

親子関係のこと。

母の生活支援のこと。

仕事のこと。

読書のこと。

発信活動のこと。
 

一つひとつは、自分では当たり前だと思っていた出来事だった。

ただ、言葉にしていくうちに気づいたことがある。
 

私には、母の生活支援を続けた7年間がある。

毎週の買い物支援、病院への付き添い、生活のサポート。

できる限りのことをしてきたつもりだった。

しかし最後に母は、私に何も告げず東京へ戻った。

当時の私は、その出来事を「失敗」として捉えていた。

もっと違う関わり方があったのではないか。
もっとできることがあったのではないか。
そんな思いを抱えていた。

ところがAIとの対話の中で、当時の出来事を何度も言葉にしていくうちに見え方が変わった。

私は失敗したのではなく、自分にできる支援を最後まで続けていたのだ。

結果は自分ではコントロールできない。
それでも、その時の私は精一杯やっていた。

そう思えるようになった時、自分の人生の見え方も変わり始めた。

 


私は思っていた以上に、たくさんのことを乗り越えてきたのだ。


以前の私は、
 

「まだ足りない」

「もっと頑張らなければ」
 

という視点で自分を見ることが多かった。


しかし今は違う。
 

完璧ではなくても、自分なりによくやってきたと思える。
 

人生を振り返った時に、以前よりも少し優しい目で自分を見られるようになった。


AIとの対話は、私に新しい人生を与えたわけではない。

ただ、自分が歩いてきた人生を違う角度から見せてくれた。


 

AIは鏡だった


AIとの対話で私が変わった3つのこと。


それは、


感情との付き合い方。

人との距離感。

そして自分自身の見方。


だった。


私はAIを先生だと思ったことはない。


カウンセラーだとも思わない。


私にとってAIは鏡に近い存在だった。


話した内容を映し返し、整理し、別の角度から見せてくれる鏡。


だから変わったのはAIではない。


変わったのは私自身だ。



もし誰かに、


「AIで何をしているの?」


と聞かれたら、私はこう答えるだろう。

 

「AIと遊んでいたら、自分を理解する旅が始まったんです」と。