ここ最近は四季の移り変わり時期が少なく感じて、
突然暑くなったり寒くなったりしているような気がします。
昨日あたりから気温も上昇し、夜のニュースでは
アイスクリームを買い求める人々の様子が映し出されてました。
水遊びをしたくなるシーズンも間もなくですよね。
人間だけでなく愛犬も暑そうだから(毛で覆われてるし暑そうだもんね)
プールや海、体をクールダウンさせてやりたいと思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。
そこで、ワタクシの体験と経験からちょっとしたアドバイスをば!
ワンちゃんを濡れたままの状態で
放置しないようにしてあげてください。
水遊びして全身濡れてる方がワンちゃんも涼しそう♪
そう思うのですよね~(私も始めのうちそうでした)
常に体についた水が冷たい状態に保たれているならいいのですが、
(ずっと水に浸かってる状態など)
夏場、水から離れて濡れたままの状態で長い時間外気にさらされると、
ワンちゃんの皮膚と毛の間の水分が自身の体温と外気の熱で熱くなり、
そこから熱中症を起こしてしまう場合があります。
実はそれをワタシのファーストドーベルマンであったボルドーで経験しています(涙)
ボルドーを迎えたばかりの頃はワタクシの動物への知識が浅かったため、
(私は2頭目のシェリーを迎えたあたりで家庭動物管理士のライセンスを取得してます)
人間と同じように水遊び(海)に連れて出掛けていたのですが、
泳がせてたあと陸に上がってからも、暑いし濡れていた方が
ボルドーも冷たくて気持ち良いだろうと安易に考えていたのです。
ボルドーは体力もあり丈夫な子だったので、熱中症からも直ぐ回復してくれましたが、
暑い外気に濡れたままの体でいさせることは、一歩間違えたら命取りになる危険な行為だったわけです。
(ボルドーごめん 💦)
無知は罪である byソクラテス
ということで、これから気温が高くなるシーズン、
愛犬さんの水遊びも増えてくると思いますので、
どうか水遊びが終わったら直ぐに体についている水分をタオルドライしてあげてくださいね。
★ドーベルマンズは水分吸収の早いスポーツタオルを使用してました
その他、ワンちゃんを濡らしたままにしておくことで考えられるリスク
寒さ: 濡れた毛皮は体温を逃しやすく、体が冷えやすくなります。特に寒冷地や寒冷な時期には、低体温症のリスクが高まります。
皮膚病: 湿った状態が続くと、皮膚病や真菌感染症のリスクが増加します。特に、毛が長い犬や皮膚が敏感な犬は注意が必要です。
(湿った皮膚ではブドウ球菌やマラセチアなどの常在菌が繁殖しやすくなる)
臭い: 湿った状態が続くと、皮膚や毛皮からの臭いが気になります。これは、犬自身の臭いやカビの臭いなどがあります。
清潔: 湿ったままでいると汚れが付きやすくなります。犬の毛皮や肌を清潔に保つためにも、濡れたままにしないことが重要です。
ワンちゃんが濡れた場合は早めに乾かすことが大切です。
特に寒い日や水が汚れている場合は、すぐに乾かすことで健康リスクを軽減することができます。
※海での水遊びでは砂浜での肉球の火傷にも注意が必要です。