小3の息子はゲームセンターの太鼓の達人が大好きだ。
太鼓の達人が大好きな人のことを『どんダー』と呼ぶそうです。
今日も息子にせがまれゲームセンターへ。
太鼓の達人は曲の難しさを自分で「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「おに」から決められる。
息子は「おに」や「おに」よりさらに難しい「裏おに」をやっている。
どんダーは各々段位を持っている。息子は5段だ。
5段だけあってすごく上手い。僕には真似できないスピードだ。
曲のジャンルも「ナムコオリジナル」でどんダーしか知らない曲ばかりだ。
今日は息子の他にもう一人「どんダー」がいた。20代後半くらいに見える男だ。
スポーツ狩りが伸びたような髪型で眼鏡をかけている。なぜかは知らないが汗だくだ。
息子の番が終わりその男が太鼓の達人を始めた。
画面を見ているとその男は「10段」だった。
さすが10段、すごく上手い。ただ連打する時に右足を上げる癖があるようでそれがすごく不気味だ。
AIを相手に対戦しているのだが負けた時など「あー!」と大きな声を出したりリュックから紅茶のペットボトルを出して汗だくでゴクゴク飲んだり何やら独り言を言っていたり、何も悪いことはしていないのだがどうしても引っかかるポイントがいくつもあるのだ。
息子は今8歳だが例えば10年後も太鼓の達人が大好きな可能性は十分ある。その頃息子は何段なのか…、目の前のこの汗だくの男のような感じだったら嫌だな…などと感傷に浸る46歳の父なのであった。
息子の好きな曲達
deシリーズ、2000シリーズなどが大好きなようです。