ボブ・ディランのライブを観た! | Mercy,Mercy

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聴いた音楽、観た映画、読んだ本、などの日記です。

4月3日、楽しみにしてたボブ・ディランのライブの日だ。
一日中雨が降っていた。



会場のゼップ・ダイバーシティの物販でパンフレットと奮発してTシャツも買った。



18時になると整理番号順に呼ばれて会場に入れる。
僕は651番だった。
中に入ってみるとステージが近い!ディランが立つであろうマイクスタンドまで10メートルもないのだ…!
ワクワクしながら開演を待った。
待ち時間、会場内はBGMはなくただザワザワとしていた。
ただぼーっとして(僕はぼーっとすることが得意だ)いると隣にいた僕より少し年上と思われる男の人が「初めてですか?」話しかけてきてくれたのでその人と喋っていた。

会場が暗くなりアコースティックギターの音が鳴りバンドの演奏が始まり照明が明るくなるとステージに本物のボブ・ディランがいた!
クリーム色のスーツにスペイン帽がかっこいい。ボブ・ディランほどハットの似合う人間はいない。いや、彼は神様だった。
ライブ中はマイクスタンドを握って歌ったりピアノを弾きながら歌ったり。腰に手を当ててリズムをとって頭を動かすだけですごくかっこよかった。
ギターは一切弾かなかった。肩が悪いという噂を聞いた。
欲を言えばディランのギターも聴きたかった…。
それにしてもディランの声!かっこよかったー!!

個人的には『ブルーにこんがらがって』と『ラブ・シック』が特に盛り上がった。
本編最後の『Long And Wasted Years』はアルバム『テンペスト』で聴くよりもベビーでかっこよかつた。
アンコール1曲目は『見張り塔からずっと』。
最後は『風に吹かれて』。
原曲とは全く別の曲のようだったけど感動した。
演奏が終わってディランとバンドのメンバーがステージ前方に並んだ。
客席の大歓声に応えるでもなくただじーっと客席を見ていたのが印象的だった。



将来息子に「父さんは本物のディランを見たんだ」と自慢したい。