大好きなボブ・ディランのライブ盤を聴いてた。
disk1は弾き語りで歌声なんてすごくセクシーで最後の『ミスター・タンブリン・マン』のハーモニカとギターなんて最高なんだ。
バンド編成のdisk2を聴こうと思ったらCDのケースが壊れていてバラバラになった。そーだった、このCDのケースは壊れてるんだった。何年も前に友達に貸したらその友達が間違えて壊してしまったのだ。
おい友達よ、ボブ・ディランのCDのケースが壊れてるから君のことを思い出したよ。
客席からの「ユダ!」って野次に「アイ・ドント・ビリーブ・ユー」、「ユー・アー・ライヤー」って言って『ライク・ア・ローリング・ストーン』やるやつだよ。あれはたまらないよ。
今日聴いてたけどやっぱり最高だね。
僕が大好きなCDは全部君に聴かせたかったんだ。
だからボブ・ディランのCD返してもらった日にも他のCD貸したんだよ。
もう何年も前のことだけど君はまだそのCD持ってるのかな。
僕はたまにその君に貸したCDを聴きたくなる時があるけどまた同じCDを安く売ってたりしても買わないんだ。
そのCDを手に入れたらもう君と会えなくなるような気がするんだ。
また君と遊びたいからね。
またいつかみたいに急に僕の前に現れてくれたらいいのになあ。