先日「図書館まつり」で10円で買った『ふしぎなかぎばあさん』(文庫版)を読んだ。
『ふしぎなかぎばあさん』子供の頃好きだったんだけど35歳になってしまった今読んでも面白かった。
主人公の少年が雪におしっこをするシーンは子供の頃からよく覚えていた。
文庫版には『ふしぎなかぎばあさん』の他にも『ふしぎな道のり』と『手紙になったりんご』という作品も載っていてそれもとても面白かった。
『手紙になったりんご』 はリンゴが主人公という凄い話(笑)なんですがその中にこんな一節があった。
「リンゴは、泣いたりしませんでした。自分で自分のことを、かわいそうだと思ったところで、なんにもならないことを、リンゴは知っていたのです。」
僕もそれを忘れないでいきたい。