外は雨だし寒い。部屋で忌野清志郎『Baby#1』を聴いている。
清志郎が死んでしまってから発表された音源。未発表だったのは発表したくなかったからかもしれないし清志郎に断りなく発表されてPVも作られみんなで大騒ぎしてる。それでも嫌な気持ちがしないどころか感動してしまうのは、それはロック・スターの宿命だし何しろみんなに清志郎への愛があるからだと思う。
1曲目から『I Like You』で気分が高まる。
『ヒロイン』はこのバージョンの方が『Baby A Go Go』よりソウルフルで好きだなー。
『恩赦』、『ニュースを知りたい』、『メルトダウン』、2・3sの曲もよかった。
タイトル曲『Baby#1』はほんといい曲だなー。
『KI・MA・GU・RE』は沢田研二バージョンの方が好きだなー。
『Like a Dream』はライブ・バージョンしか知らなかったからかっこいいスタジオ録音が聴けて嬉しい。
『ラッキーボーイ』はやっぱりいい曲。
そして全編通して清志郎の声は「あの声」だから最高にキマッてる。
昨日の屋根裏でもバンド転換中にいろんな曲がかかってて(例えばブランキーとかフラカンとかマーシーとか東京60WATTSとか)その中で清志郎の『激しい雨』と『JUMP』もかかってた。でも清志郎の声は強烈すぎてBGMにはならなくてDJ泣かせだと思った。でもきっとDJの人も清志郎を思ってたんだなーと思った。
これからも清志郎をみんな忘れられないのだ。忘れないどころかちょっとくらい美化してしまおう。