昨日の夜、テレビで高田渡のドキュメント番組をやっていた。幸運にも丁度テレビをつけっぱなしにしていたので偶然観ることができた。
その番組で高田渡の最後のライブの映像を観ることができた。
手に力が入らなくてカポタストをつけることができず、何度もカポタストを落としては拾う姿はショックだった。でもお客さんは「また酔っ払ってるなー」と思い笑いがおこる。みんなが笑ってくれてほんとよかったと思った。感動的だった。「これでいいのだ」という感じ。
当日あまりの体調の悪さに主催者は休演を提案したのだが渡さんは「お客さんがいるから」とステージに出たという。いい話だと思うけど「高田渡」のキャラクターもあるのであまり美談にしてほしくないな~とも思った。渡さんはお客さんのためでなく自分のために歌ったのであってほしい。
高田渡さんの唄がずっと歌い継がれていきますように。