M's Beautyさんのブログを読んですっかりもり上がってしまった。見たことのないジョニー・サンダースの写真を観るのなんて何年ぶりだろー。アコギを弾くジョニー・サンダース。夜勤明けだったから『HURT ME MORE』を聴きながら風呂に入った。
これはジョニー・サンダースが死んでしまう2週間前に大阪で録音されたアコースティック・ライブ盤だ。
ジョニー・サンダースというと「パンク」とか「ジャンキー」というイメージだけど弾き語りもするところが彼の大きな魅力でその声はすごく繊細でやさしい。特にこの頃の声はそれに男らしさが加わっていてすごくかっこいい。
また日本でのライブでは「日本のキッズにロックンロールを教えてやるんだ」という上から目線からくる優しさのためか(?あくまでも勝手な僕の個人的な予想です)その声が特にやさしく感じられる。ボブ・ディラン『JOEY JOEY』やストーンズ『I'D MUCH RATHER BE WITH A BOYS』、『AS TEARS GO BY』のカバーをやっていて僕もジョニーサンダースでこれらの曲を知ることができた。賛否両論いろいろあるとは思うけどシド・ヴィイシャスへ贈ったという『SAD VACATION』はほんといい曲だと思う。僕は大好き。でも人には薦めない。好きじゃないって人の気持ちも解らなくはないのだ。
『JOEY JOEY』はジョニー・サンダース、リチャード・ヘル、ジェリー・ノーラン、ディー・ディー・ラモーン等が出演した映画『WHAT ABOUT ME』に使われていたのが印象的だった。(ジェリー・ノーランの役名がジョーイで彼が死ぬシーンで流れる。)今聴くと、ジョーイ・ラモーンを思い出さずにはいられない曲。
←演技してるジョニー・サンダース
ちなみにRCのカバーズにもジョニー・サンダースは参加してたりします。