Bob Dylan | Mercy,Mercy

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聴いた音楽、観た映画、読んだ本、などの日記です。

ボブ・ディランがやってくる。これは大事件だ。


僕はこの機会に是非本物のボブ・ディランを目撃しておきたい…!





今からもう随分前、僕は高校生の頃にボブ・ディランを知った。とても有名な人だから名前くらいは知ってたと思うけど初めてちゃんと聴いたのは『グレーテスト・ヒット第1集』で1曲目の『雨の日の女』という曲のマーチ風の前奏の太鼓の音を聴いて「うぉー、なんかかっこいー炎」と燃え上がったのを覚えている。





次に『グレーテスト・ヒット第2集』を聴いた時、『くよくよするなよ』のメロディーと声とギターにすっかり憧れてしまった。ちょうどその頃、湾岸戦争があってニュースの映像とギターのアルペジオが何故かとてもマッチしているように感じてしまった。





当時BSで『BSフォークソング大全集』という番組があって(なぎら健壱の独壇場だった)その番組で僕は関西フォークという言葉を知り高田渡、加川亮、友部正人、西岡恭象などのCDを当時住んでいた田舎町のCDショップに注文しにいったがURCの音源等はまだ再発されておらず手に入らずそれはそれは悔しい思いをした。


その番組のオープニング曲がボブ・ディランの『I want you』でそれもまた声と曲とハーモニカやオルガンの音が大好きになりその曲が入っている『ブロンド・オン・ブロンド』を買うことに決めCD屋に行くとボブ・ディラン・コーナーの見出しが『ボブ・デュラン』になっていたことが忘れられない。





本物のボブ・ディランを観れたら「本当にボブ・ディランっているんだ…!」って感じると思う。今の僕にとってはスーパーマンのような架空の人物と変わらないのだ。