FRAGILE

FRAGILE

苛酷になるこの星の上で

相撲中継を見ていると

錦富士関には不整脈があると

取り組みの合間にアナウンサーが言っていた。

 

きっと私の同じ心房細動だろう。

 

それが起こったときは

結構きつい。

 

相撲などという集中力と力がいる競技だと

調子がいいときでも100%の力は出せないだろう。

 

頑張ってほしいが、無理はしないでほしい。

この言葉を今日初めて知った。

 

 

アメリカでもそう考えるのだから、日本でもそんな動きがあっても不思議じゃないんだろう。

いつ大陸から人々がなだれ込んでくるかもわからないのだから。

それに、日本人にはそういう免疫がない。アレルギーはあっても。アメリカのアングロサクソンより強烈かもしれない。

 

だから今、アメリカで起こっていることを反面教師として、免疫をつけて、将来のイメージを少しでも描いておくことが大事なんじゃないかと思う。

 

 

 

米政財界で今、かつてない言葉が現実味を帯びて語られている。「クレプトクラシー(Kleptocracy)」——職権と立場をフル活用して巨万の富を築く「泥棒政治」や「収奪政治」を意味する概念だ。トランプ第二次政権の発足以降、アメリカが長年掲げてきた「民主主義の模範」という看板は揺らぎ、政治とビジネスの境界線が急速に消失しつつある。

 

 

 

1. 職権を利用した巨額獲得と「インサイダー取引」疑惑

トランプ氏が大統領に復帰した昨年1年間で、トランプファミリーの所得総額は前年の6億2200万ドルから「最低22億ドル」へと一挙に3倍以上へ跳ね上がった。その背景にあるのは、大統領という地位を利用したとも捉えられる不透明なビジネスモデルである。

 

  • 仮想通貨と不動産ビジネス: 一族が経営する仮想通貨会社「World Liberty Financial」による取引や記念ミームコインの発行で14億ドル超を獲得。主な取引先には中東諸国の政府系企業が名を連ねる。さらに、大統領との関係構築を狙った外国政府関係者や企業によるホテル・リゾート利用、ライセンス契約が多額の収入をもたらしている。

  • SNSを利用した情報ビジネス: トランプ氏が重要な政策発信に用いる「Truth Social」の運営会社(TMTG)は、ウォール街の投資会社向けに「大統領の投稿へミリ秒単位で優先アクセスできるサービス」(月額6万〜10万ドル)を開始した。大統領の発言が世界市場を左右する中、事実上の「インサイダー取引」を誘発しているとの強い懸念が広がっている。

2. 骨抜きにされる監視機関と司法の壁

通常であれば、こうした権力の乱用や不公正取引は独立した監視機関や司法によって差し止められる。しかし、現在の連邦政府内では制衡(チェック&バランス)の仕組み自体が麻痺しつつある。

 

金融市場を監視すべき証券取引委員会(SEC)や連邦公正取引委員会(FTC)、さらには捜査機関である連邦捜査局(FBI)のトップには、大統領に忠実な人物や身内が相次いで起用された。さらに連邦最高裁判所も大統領の解任権限を肯定する判断を下すなど、大統領の暴走を止める「ブレーキ」は効かない状態に陥っている。

 

3. 退任後の処罰は可能なのか

大統領退任後に法的責任を追及できるかという点についても、展望は甘くない。連邦最高裁が「大統領の公的行為に対する刑事免責」を認める決定を出しているため、政策発表や人事権行使が「公務」か「私的行為」かの線引きをめぐり、長期間の法廷闘争へ連れ込まれることは必至だ。

 

行政・捜査・司法のトップが政権側で固められている現状では、制度の内部から即座に対処・処罰することは極めて困難と言わざるを得ない。

 

4. 他国に求められる「関わり方」のシフト

世界中の国々にとって、「アメリカは法と良識に基づき行動する」という従来の前提はもはや通用しない。他国はこの現実を直視し、関わり方の前提を根本から変える必要がある。

 

観点 今後の変化と求められる対応
価値観外交の終焉 理念や道義ではなく、明確な国益と取引(トランザクション)に基づく現実主義的な対話へ移行する。
対米依存からの脱却 安全保障や経済においてアメリカ一国に頼り切るリスクを回避するため、多角的な同盟関係の構築や防衛・経済基盤の自立を進める。

アメリカの泥棒政治化は、単なる一国のスキャンダルにとどまらない。これまで超大国の善意や規範に依存してきた国際秩序が終わりを告げ、各地域や各国家が自立した体制を整えるべき「歴史的転換期」に直面していることを示している。