もしかしたら、自分たちがいちばん
右とか左とかいう分類に
疎い世代なのかもしれない。

上の世代は、左が危険な人たちだと
身に染みて実感している。

その親の世代は、右こそが国のあるべき姿
と教えられてきた。

私たちの親の世代は
国の都合を信じて
最後にはそれをひっくり返された。
何を信じていいのかわからなかっただろう。
カネだけが信じられるものだっただろう。

さて、その子である私たちは
右の恐さも左に危険性も
実感せずにのほほんと暮らしてきた。

その下の世代はどうだろうか
もしかしたら、ゲームと勘違いして
おもしろさだけで選んでいるのかもしれない。
自分たちの命がかかっていることもわからずに。

もしかしたら、文句を言っていれば
だれかが助けてくれると
それが国家の義務だと思いながら
育ってきたかもしれない。

それは仕方のないこと。
そうやって育てられたのだから。
だれも責任を負わず
自分の義務や責任も知らずに
ただ刺激を求めて
生きていく時代だから。