先日、遊園地に行ったときのこと。
偶然にも元ろう学校のクラスメイトに会いました。
とても明るくて元気で積極的な方です。
デフファミリーで育ち、自身も、夫も、子供もみんな、ろう。
生粋のろう者です。
この方のお友達も一緒だったのですが、声なし手話でお話ししてました。
あれ?ろう者なのかなと、手話で聞いたら、健聴者でした。( ̄□ ̄;)!!
お子さんがろうで、某学園に通っているのだとか。
ずっと声なし手話での会話だったので、最後までその方のお声を聴くことはありませんでした。
健聴者同士で話すときくらい声を出してもいいのにな。なんて思いました。
一緒にいたろうの方への配慮もあったのかもしれませんが・・・(-x-;)
人工内耳、補聴器の選択を捨て、手話で子供を育てたいと思った理由などを聞いてみたかったです。
今度機会があればぜひ聞いてみようと思います。
私もろう学校を抜けた身ですが、この方たちも、地元ろう学校を抜けて、わざわざ東京の某学園に転校しました。
うちの県から東京まで、何時間もかかるのですが、子供のためにと、手話を求めて東京まで毎日通っています。
しかし、大変さは微塵も感じませんでした。
子供のため、手話で自由に話せる場を作ってあげるために彼女はがんばっていました。
彼女はものすごく危機感を感じていたと思います。
同じろう学校のなかで自由に手話を使いこなせる同年の子はほとんどいませんでした。
地域でもろう学校でも話す相手がほとんどいないというのは辛いことです。
補聴器の性能が良くなり、人工内耳という強敵(`∀´)が現れた今、手話人口が激減していくのは目に見えています。
ろう学校も人数が少なくなり、集団を学ぶ場ではなくなってきてしまいました。
そして、口話か手話かでろう学校の中はごちゃごちゃです。聾、盲、知的などの特別支援学校の先生方の移動も激しく、先生方の専門性も失われているように思います。
(一生懸命な先生ももちろんいます!)
私は口話を求めてろう学校を去ったけれど、ろうの彼女もまた、手話を求めてろう学校を去りました。
口話と手話。ニーズに合わせたくてもそれだけの人数もいない。
結局、コミュニケーション方法が違う子どもたちを同じ教室で見なければならない。
そうなるといろいろ問題も出てきます。
いろいろ・・・・( ̄ー ̄;
いろいろありますよね。
そしてみんなろう学校から出て行ってしまいました。
私もそんな一人です。
ろう学校。これからどうなって行くのでしょう。将来、どう変わっていくのだろう。
みんなの選択を思うたびに考えてしまいます。