聞こえないとわかったのは一歳半を過ぎたとき。 なので補聴器、人工内耳をつけるのは人よりも遅れてしまった。
ことばを教えるにはどうしたらいいのかわけもわからず。
でも、とにかくなにかしなくてはと、寝る前に手話で本を読むようになった。
補聴器では満足にきこえないだろうと、手話を使って読み聞かせることにした。
聞こえると思って普通に読んでいた時は、まったく絵本に興味をしめさなかったのに、手話をつけることで本への興味がわき、そして言葉の理解が増えていった。
今は手話ではなく、音声のみ。
五歳の今では自分で本を読む。
母の乏しい語彙をはるかにしのぐ言葉の数々がそこにはある。
今、一番のお気に入りは「かいけつゾロり」
読んであげることもあるけれど、これはひとりでずっと読みつづけ、ひとりで大笑いして読んでる。
最高にハマってます。
読んだあとは一生懸命あらすじや、おもしろかったところをつたないながらも教えてくれます。
かなりおもしろいらしい。
ずっと前に兄の読書感想文用に買ったけれど、感想文が書けるような内容ではなっかったので、また別の本を買いなおした。σ(^_^;)
その当時はなんだか内容が薄いなあ、意味がわからん本だな。と、思っていたけれど、今は、
言葉の使い方、子供を引き付ける面白さ、ギャグ、いろいろと私が教えないことがたくさんつまっているすばらしい本なんだと気が付いた。
兄もこのシリーズが大好きだったので、よく図書館で借りてはいたけれど、当時はぜんぜん良い本だとは思ってもいなかった。
けれど、あらためて読んでみると普通の会話では出てこない言い回しが多くてなかなか面白い。
なんども読むので、ことば使いも「ならば、こうしよう」とか、普通、会話で使わないことばも使ってきます。
自分で本を読み、覚えることが増えてきて、こんな言い方するんだな、知ってるんだなと、びっくりすることがあります。
本が大好きで、毎週のように図書館に家族で行って、たくさん本をかりてきます。
聞こえがあいまいな彼にとって、本は大事なものです。
これからも、本が好きでいてくれるといいな。