久しぶりにバストロンボーンを30秒だけ吹かせてもらったら。
「あ、ダメだこれは」
とすぐにピンと来てしまいました😢
学生時代の友人たちの中には、僕が超攻撃的なバストロ吹いているイメージしか無い人もいると思うのですが、既に吹かなくなってから20年ほど経つわけか。
思ったよりも全然吹けないな、というのと、
今、改善中のアンブシュアにとってだいぶ良くないし、
持ち替えできるほど簡単じゃ無いな・・・と。
学生時代には1〜2年ほど、バストロとテナートロンボーンの両方曲により使い分けて演奏していた時期があったのですが、
今思えばあれは吹けていたというよりも、特にテナーの方は力任せに音を出していた感じだったので、早い高いデカいは出来るけど、繊細な演奏はやはり出来てなかったと思いました。
しかし、バストロ。
声を大にして言いたいですが、
ビッグバンドでこれほど楽しい楽器があるかと思うくらいに楽しいです。
(やった人はわかると思う。があくまで当社比)
時に
「音の出が遅い」
「立ち上がりが遅い」
「モワッとしてる」
「もっとアクセントつけて」
とか、コンマスにけちょんけちょんに言われることもあったり、
場合によってはトロンボーンのパート練ですらけちょんけちょんに言われたりすることもあります。
そんな時は大体この音なんですが
「これlow-Cなんですよ」
という理由はバストロ経験者以外ほとんど通用しないわけでありまして。
(バストロ経験者には「あ〜、そっかそっか・・・」となるが、でもまあそれでも結局言い訳でしかない辛さ)
でも、バストロが締まると、バンドのテュッティがバチっと締まるんですよね。
サウンドにキレが出るというか。
リードペットがサウンドのノビを出す一方で、
キレキレのバンドはもれなくバストロがキレてる。
バリっというか、ヴン!というか、形容できない音が全体に迫力と厚みを与え、音の切りはバストロがビシッと締めると全部そこで締まってしまう。
トロンボーンの4番に配置されてますが、
ホーン全体のベースだったり、ベースセクションのリードだったり、役割は様々で、やりごたえも抜群です。
先輩「小西、この音どうやって吹くかわかるか?」
僕「おいしく吹きます」
先輩「その通り」
学生時代のそんな会話をふと思い出しました。
ここに全て凝縮されてます。
この音、おいしく頂きます。