ポプラ社

2015年6月 第1刷発行

222頁

 

婚約者から突然別れを告げられた田中妙は、道端で大泣きしていたところを拾ってくれた菫さんが営む雑貨屋「ビオレタ」で働くことになります

そこは「棺桶」なる美しい箱を売る、少々風変わりな店

何事にも自信を持てなかった妙ですがビオレタでの出会いを通し、少しずつ変わりはじめます

人生を自分の足で歩くことの豊かさをユーモラスに描き出す、心のすきまにしみこむ温かな物語

 

妙の家族、親戚、菫さん、菫さんの息子、菫さんの元夫で妙の現恋人、ビオレタにやってくるお客さんたちとの関りを通して何もかもうまくいかず言いたいことも言えず自己肯定感の低かった妙が、ずっと誰かに支えられて生きてきたこと、自分だって周囲の人間を否定していたことに気づいて再生していく物語

ユーモアあり、毒あり、優しさあり、厳しさあり

日々、人との関りを大切に、丁寧に生きていこうと思わされました

 

妙ちゃん、ガンバレ!

あなたは良い子だよ

!(^^)!