ウーマン・イン・ブラック

~黒い服の女~

東海市芸術劇場 大ホール

 

 

 

 

原作 スーザン・ヒル

 

舞台はヴィクトリア様式の小さな劇場

中年の弁護士キップスは、青年時代に経験した恐ろしい出来事を劇場で語ることで、その悪夢から逃れようと試みる

キップスが雇った若い俳優は、自分が“若き日のキップス”、キップスが“キップスが出会った人々”を演じることを提案

2人が過去の出来事を再現する“芝居”が始まった……

 

 

 

本国イギリスでは1987年~2023年までロングラン公演が行われたとのこと

日本では

1992年、1993年に斉藤晴彦&萩原流行

1996年に斉藤晴彦&西島秀俊

1999年、2003年、2008年に斉藤晴彦&上川隆也

2015年に岡田将生&勝村政信

で上演されてきました

 

今年は勝村政信さんと向井理さん

演劇はあまり観ないのですが向井さん出演ということでオペラグラスを持っていそいそと出かけてきました

 

東海市芸術劇場は初めてです

チケットを取るのが遅かったので1階の最後列

でも観客席の勾配がキツイ分、前の方の頭に邪魔されることなく舞台全体が見渡せて良かったです

 

 

最初に向井さんが客席から登場されてビックリ

あぁ~近くで観たかったわ~

頭ちっちゃ、背たか、足なが

当たり前だけど

テレビや映画で見てた通りでした♪

 

声はしっかり出てるし長い台詞も言い淀むこともなくスラスラと出てきて感心しきり

勝村さんも同じく

笑いを取るのは勝村さんで良いコンビでした

 

 

最後お二人が舞台袖に消えた直後

薄ぼんやりと『黒い服の女』が浮かび上がって「キャ~~~ッ!」でした

心の中でね(笑)

 

カーテンコールは3度だったかな

ラストはホール内全員によるスタンディングオベーションでした

 

終演後、舞台内容を忘れないうちに原作本を読もうと思い

下車駅を通過して名鉄神宮前駅まで行ったのにお目当ての本屋さんが閉店してた!

何てことでしょう

名古屋市図書館で検索したら蔵書1冊、貸出中でした

ふむふむ、借りているのは舞台を観た人に違いありません

早速予約を入れました