名古屋市の各区に設定されている史跡散策路のひとつ

中区の「別院コース」を歩きました

約2.5km

ウォーキングというより、ちょいお散歩コースです

 

 

 

名古屋市営地下鉄上前津駅スタート

 

 

大須商店街南の立派な神社仏閣が集まる落ち着いた雰囲気のエリアで門前町周辺は仏壇仏具関連のお店が多く集まっています

 

 

 

① 天寧寺

 

   

 

 

お寺の掲示板

長い!

 

 

 

②西別院(本願寺名古屋別院)

初めて訪問しました

どうして名古屋別院に東西があるのか不思議に思っていましたが、今回調べてわかったのですが、徳川の天下になり、家康が秀吉と親しかった「本願寺」の勢力を分断する為に東と西に分けたとのこと

知らなかったです

家康、徹底的にやりますねぇ

大河ドラマ「どうする、家康」

賛否両論ありますが、私は結構好ましく観ています

弱くてカッコ悪い家康で良いではありませんか

そんな中で多くを学び成長していったのです

ま、松潤じゃない人が演じたほうが…と思うことはままありますけど

 

 

葛飾北斎大達磨揮毫の地

聞いたことあります!

 

 

 

鐘楼

 

   

 

      

 

 

 

勝手に撞く人がいるのかな

 

 

 

③日置神社

桶狭間の戦いに向かう織田信長は夜明け前に清洲城を出て美濃路を馬で駆け、榎白山神社で戦勝祈願をした後、ここにも立ち寄り戦勝祈願をして「敦盛」を舞ったとされています

戦勝のお礼に神領に松1000本を植えたとか

近くには松原という地名が残っています

 

   

 

      

 

         

 

 

      

奥には稲荷神社と大黒社、恵比寿社

 

   

 

 

 

④妙善寺(七面宮)

尾張二代藩主・徳川光友の腫物平癒祈願のため、名古屋の豪商・茶屋長似が刻んだ七面女神像を祀っています

葬儀が執り行われていたので撮影は遠慮しました

 

 

 

⑤栄国寺

 

   

 

このあたりは千本松原という刑場で、寛文4年(1664年)には200余人のキリシタンを処刑しました

刑場が土器野(現・清須市)に移された後、刑場跡地に徳川光友によって菩提を弔うため創建されたお寺です

切支丹遺蹟博物館が併設されています

信者のお墓、だったかな

 

 

 

江戸末期、徳川の寺ということで破壊を免れようと鬼瓦の葵の紋を削ったのだそうです

 

   

 

 

 

お堂の外からですが、立派な阿弥陀如来坐像が見えました

 

   

 

 

 

⑥長栄寺

明和6年(1769年)創建

昭和初期に修復され昔とは随分違う姿だそうです

けど手前左右の木の幹の太さからは歴史が感じられます

 

   

 

 

 

⑦梅香院

コースには入っていません

長栄寺の向いにあったお寺

名前が素敵と思って門の外を撮影させていただきました

 

 

 

⑧東別院(真宗大谷派名古屋別院)・古渡城跡

名古屋はお東さんの大地盤

立派です

何度来ても圧倒されます

 

 

   

 

      

 

 

「東別院暮らしの朝市なる」イベント開催日でした

お店を出している方々も来客の方々も平均年齢かなり高いです

 

 

 

織田信長の父・信秀が構築したのが古渡城

後に末盛城(名古屋市千種区・お市の方出生地)に移ったため廃城となり、元禄3年(1690年)に跡地に建てられたのが東別院です

 

 

 

⑨下茶屋公園

別院新御殿の北庭だったところを戦後修復、公園として公開されています

 

 

名古屋市中心部でもそこそこの規模の神社仏閣が多く残っています

写真に近隣のビルやマンションが写り込むのは仕方ありませんね

 

歩数は6000ほど

もの足りなかったのでイオンモール熱田まで歩いて(2kmもないけれど)店内をウロウロして歩数を稼ぎました(#^^#)