編・伊坂幸太郎

ちくま文庫

2021年12月 第1刷発行

280頁

 

伊坂幸太郎さんが読んできた小説の中で、本当に面白いと思ったものを集めたもの

 

眉村卓「賭けの天才」

井伏鱒二「休憩時間」

谷川俊太郎「コカコーラ・レッスン」

町田康「工夫の減さん」

泡坂妻夫「煙の殺意」

佐藤哲也「神々」「侵略」「美女」「仙女」

芥川龍之介「杜子春」

一條次郎「ヘルメット・オブ・アイアン」

古井由吉「先導獣の話」

宮部みゆき「サボテンの花」

 

一冊で新旧一流作家さんの個性が味わえるアンソロジーでした

 

芥川龍之介さんの「杜子春」をもとにした一條次郎さんの「ヘルメット・オブ・アイアン」が面白かったです

NHK総合で深夜に不定期に放送される「〇〇のスマホ」みたく斬新な展開に笑ってしまいました

若い作家さんの発想力に感心するばかりです

 

「オーシャンラズベリー篇」も読んでみませう