昼休みに読み始めて約半年。
やっと読み終わりました。
最初に読んだのは高校生のとき。
趙行徳の西夏への思い、勤勉さ、経典を守る強い意志と行動力に感動しました。
今回読み終わって
趙行徳が自らの運命を受け入れ為すべき事を為すのだ と考える点に共感しました。朱王礼・尉遅光との関わりも理解出来ます。
自分が年齢を重ねた事で随分と読後感が違うものだと再認識です。

敦煌石窟が塞がれ、その存在が忘れられてから実際に発見されるまで約900年。
何人の人が生まれ死んでいったのでしょう。
現在は、過去の積み重ねの上にあるのですね。

映画も見ましたが
小説には敵わないと思いました。