トランプ元大統領の「機密文書持ち出し事件」のほうはご存じの方もいるかもしれません。
トランプ氏の居住するマール・アラーゴに強制捜査が入り、違法に機密文書を持ち出していたという件です。
トランプ氏、機密文書持ち出し問題で正当性立証は困難か:2023.6.12ロイター
その後、バイデン氏の自宅にも副大統領時代の機密文書が存在していたこともばれてしまいました。
バイデン米大統領、自宅からさらに6点の機密文書2023.1.22 BBC
機密文書の持ち出しは、オバマもクリントンもやっています。
大統領には機密文書の解除の権限があり、「トランプだけ」を問題視することは政治的なものです。
ちなみに、バイデンが持ち出したものは副大統領のもの。こっちが悪質。
先ほど、バイデン側の機密文書持ち出しでは起訴しないという文書が公開されました。
うれしそうに伝える時事通信
バイデン氏、訴追回避 機密持ちだしで:時事ドットコム2024.2.9
時事通信の記事にはありませんが、その理由がスゴい。
起訴勧告しない理由
・大陪審が高齢を理由に起訴相当判決をしない可能性が高いため
・バイデンは数年前のことすら思い出せなかった
・副大統領任期がいつかすら、思い出せなかった
この措置に、共和党議員が早速かみついています。
選挙どころではない(笑。