オランダに限らずですが、メディアでいうところの
「極右政党」がヨーロッパで台頭しています。
オランダの自由党がその一つですが、言ってることが極右だとは思えない。
最も強く主張するのが、反移民。
加えて脱EU.
支持が増えていて野党としては第1党。
ルッテ大統領は、自由党を排除した既存政党のほとんどと連立政権を組む
苦しい組閣をせざるを得なくなりました。
欧州、極右政党が重荷に。オランダ苦肉の第2党排除:日経新聞
なぜ自由党が台頭するかっていうと、オランダの環境政策がひどすぎるからです。
温暖化の原因とされる窒素の増加を防ぐために、オランダ農家の家畜を30%減らす政策を
進めています。
農家を攻撃する理由の窒素削減。これを強くいうのは、オランダ政府だけ。
科学的な根拠は見当たりません。
同じくCo2が温暖化の理由ってのも見当たらないですが。
これに反対する政党が極右だと言い張るのが、既存の新聞・テレビです。
まっとうなことを当然のように主張しているだけなのです。
農家の命がかかっている。
イタリアでは、9月に総選挙が行われます。
そこでも、新聞の言う「極右」勢力、「イタリアの同胞」が第1党になる予想。
同じく極右と言われる「同盟」との連立政権が確実に。
イタリア初の女性首相候補は、極右と言われるのが嫌いな「極右政党」党首。
これら極右政党と言われる政党の主張も反EU(反緊縮)
反移民。イタリアを国として大事にしろと言っているだけ。
長らく国家主権を侵害してきたEUは、大きく失敗しそう。
そりゃ農家を破滅させるって言うんだから支持なんてできません。
アメリカでも11月に中間選挙があります。
バイデンの支持が、当然のように急落するなか、共和党の圧勝だと言われています。
すべて「反グローバリズム」で共通します。
もはやカルトみたいな環境政策。オランダだけでなく自国民を大事にする動きが
どんどん台頭することを切に願う。