これまでロクに「親の介護」をしたことがありませんでした。
今回、母親が歩けなくなったことで、介護サービスを思い知ったのです。
ケアマネ、介護施設、病院。
それぞれの場所に向かう移動のサービス。
一人の老人にものすごい数の人数を使う。
自分もそこに入ります。
そこで国の支出を見てみると、社会保障費がざっと30兆円。
30%を支出しています。
逆に国の未来への投資とも言える教育費が5兆円。
6倍もの税金が、「老人介護」に使われているというのが現実です。
驚愕の数字なのですよ。今さらながらですが。
感情とか、感謝の念、義理人情を忘れて投資の観点から考えてみます。
老人介護から復活して社会に貢献する確率と、子供の教育に投資して社会に貢献する確率。
常識的に考えて、猛烈なムダな投資をしていると言えます。
そのギャップ6倍。
これまでは仕方ないとしても、この構造は逆方向にしないといけません。
「寝たきり老人の増加」は社会損失そのものなのです。
寝たきりになる原因として、筋肉や骨を衰えが挙げられています。
寝たきり原因No1「筋肉や骨の衰え」は、中年期から防止せよ
これは国がどうする以前に各個人の努力でなんとかなることなのです。
足腰を鍛えることが、国に貢献することに直結すると言える。
いまからでも遅くないです。
40歳になったら体を鍛えよう。
一生歩けるカラダになることは、日本の使命なのです。
介護施設が増えることより、ジムが増えること。
接骨院が国を支えるとも言える。
トレーニングとケアが一体なのです。