関わっていたすべての方に愛をこめて(長文です。。)CONVEY主宰:森田かずよ | CONVEY

関わっていたすべての方に愛をこめて(長文です。。)CONVEY主宰:森田かずよ

※この文書はCONVEYブログ(http://ameblo.jp/convey-project/)と
森田かずよのブログ(http://ameblo.jp/convey-kazuyo/)、両方に掲載しています。

$CONVEY-「豚の女王と虹色ラムネ」キャスト&スタッフ


CONVEY PROJECT vol.3「豚の女王と虹色ラムネ」無事終了いたしました。
お盆で、暑い日だったにもかかわらず
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
正直、予想よりも多くの方にご来場いただきました。

アンケートもとても暖かい文章をいただいたり、
「ファンになったよ」って書いてくださる方もいたり、
涙が出るくらい嬉しかったです。
とはいえ、今回泣かないようにしていました(笑)
泣き虫なくせにね。
なぜだかずっとガマンしていました。
私はずっと冷静でいようとしました。

でも、ずっと「これでいいんかな」と思い続けた2ヶ月でした。
どう見えるのか、どう見せたいのか、心のどこかでは焦っていたり、
でも顔には出さないでおこう、と変に片意地がはっていたり。
そのせいなのか、仕込みの日の夕方から
ずっと右足がつったような、軽くしびれるような、麻痺しているような
そんな状態に陥っていました。ストレスか?!(笑)
今日になってだいぶ和らいでいます。

今回、たくさんの人に支えられた公演でした。
出演者、演奏者、スタッフ・・・
どれも素晴らしい方ばかりでした。本当に、本当に、愛してる!
頼りないプロジェクトリーダーでしたが、無事公演を成功させることができたのは
一緒に舞台を創り上げたみんなのお陰です。

言葉では書ききれないくらいの想いが溢れているのですが、
なんとか言葉にして伝えたいと思います。

ながる、の猿渡美穂ちゃん
今回ご一緒できて本当に楽しかったです。
不思議な空気感と雰囲気があって、
変幻自在なのに、芯は一本しっかり通っている。
私の「デコ」に、しっかりとした「ボコ」で返してくれる。
本当に、真剣に、役者、な人。
そんな人と一緒にやれたのは、本当に幸せでした。
また、ぜひご一緒してください
これからもよろしくお願いします。


ひそか、の咲月ちゃん。
半年前にあなたと初めて会って、
その時に出てもらおうと決めました。
それはあなたが「障害者」だから選んだのではないし、
決してそう見えて欲しくない、とずっと思っていました。
あなたは、私のそんな心配をそれをドンドン裏切ってくれました。
大変だったと思います。いっぱい闘ってくれました。本当によく頑張りました。
初舞台おめでとう。そして、またどこかでご一緒しましょう。

ピアノ&歌の山口翔ちゃん。
やっぱりあなたの歌と演奏は素敵すぎる!!
あなたの奏でるピアノに台詞をのせるとき、いつも「呼吸」を感じます。
一緒に呼吸をしているような。
演奏以外にも、他にもいろんなことを支えてくれて本当にありがとう。
翔ちゃんの演奏でまたお芝居がしたい!!


シンセサイザーの平地正憲さん。
今回、シンセの音に魅了されました。
お芝居の世界を、より一層膨らませて、包み込むような音色でした。
また役者の息を測りながら演奏してくださる姿をみて
本番中実はうるっときてしまったりしました。
ハデスのシーンは、本当に気持ちよかったです。
ぜひまたご一緒してください。またスカフェでのライブの時に伺いますね。


メタルパーカッションの金属太鼓さん。
不思議な楽器を扱う魔術師でした、
あの深く響く音での効果音は、何度も私の心を揺さぶり
どこか異空間に連れていってくれました。
あの音にはまってしまいそうです。。今度、ライブに伺いますね。


美術の真マコトくん。
最初のチラシの原画をもらったときから、胸がいっぱいになりました。
挟み込みに行っても、このチラシは評判がよくて、
「うちのチラシなんです~~。ぜひいらしてください。」なんて他の演劇関係者にお話したりして、
それがとっても鼻が高かったですw
パンフレットの絵、衣装案、そしてもちろん舞台美術・・
えほんの世界がそのままとびだしてきたような錯覚を得ました。
やっぱりあなた、すごすぎる。
これからもまたお世話になることあると思います。
これからも仲良くしてね。



衣装の浅井瑞穂さん。
特に私の身体は衣装が作りにくかったと思います。
何度も作り直してくださりありがとうございます。
とっても可愛く仕上げていただきました。
そして本番前の稽古の時にいただいた赤い靴のストラップ。
$CONVEY-赤い靴
本当に心の支えになりました。


テクニカルスタッフは本当にプロフェッショナルで確実な仕事でした。
舞台監督の新井さん。
心強い大道具の西野さん。
制作の渡辺さん、
撮影をお願いした、edit noteさん。
すべてにお手伝いをしてくれた、萌生ちゃん。
みんなみんな、暖かい方ばかりでした。

そして脚本・演出のだるまさん。
夢歩行虚構団を離れ約2年。
今回ご一緒して、やっぱり役者としての私を一番よく知っているのは
だるまさんだな、と思いました。
たくさん頼りました。そして、安心でした。
そして、離れてみて、だるまさんのすごさを再認識しました。
脚本の力、演出の力は素晴らしかったです。
やっぱりまた、だるまさんの脚本・演出で芝居がしたい、そう強く思いました。
「永遠の相棒」で、いさせてください。


CONVEY主宰として・・・・

今回、自分の仕事場で公演をしました。
またあの鏡空間で別のものにチャレンジしたいという想いもありますし、
また違う場所で違うことをやりたい、という企みもあります。

とはいえ、5年ぶりに動き出しました。
パンフレットにも書かせていただいたように、これからも走りながら、表現しながら
いろんな人と出逢いながら、「違い」を楽しんでいけたらと思います。
そして表現に対して、真摯に自分と向かい合う場でありたい、と思います。

開演まで、舞台美術のティーピーの中で祈り続けました。
この空間にいられることに、ただ感謝の気持ちでした。

書いてたら、涙でてきた・・・。
ここまでにしよう。

写真を次から、ちらちらアップします。