稽古は、ちゃくちゃくと。

毎日、一歩ずつ一歩ずつ、それは、
お芝居を始めたころから、変わりません。

ひとつひとつ。
少しずつ。

なんにも、できません。
だけど、一歩一歩あるいたら、歩いただけ、前に進むことはできます。

稽古初めから、本番までの、距離を、大切に、過ごして、
誰かの、心に、何かが、届くように、私にできることをする。
という、スタンスを、自分の心の中心に大切において、
できる時まで、お芝居が、続けられたら、素敵だなと、
思います。



帰りは、咲月ちゃんと、電車で帰ります。
電車のなかで、台詞を言いまくりながら、帰ります。
二人で、台詞を言ったら、一人で言っているのに比べて、
あやしくなくなるからいい！

二人だと、ちょっと変わった人たちが、変わった内容の会話をしている
ようにも、聞こえるし。

ただただ、乗っていたら、少し長い感じがする、距離も、
二人で台詞をいっていると、とても早いです。


私にできることって、なんだろう。
それは、本当に、微々たる微々たるものですが、
私の今、手の中にあるものを、大切に、一生懸命したいです。