(遅れはせながら)

土ドラ『パーセント』4回放送が終わりました。観ていただきありがとうございました。

撮影としてもラストシーンとなった、テレビ画面をみんなで見みつめたシーン。あの撮影のことはこれからも忘れないでしょう。やっと同じ目線で、同じ方向を見られた。私個人としても感慨深いシーンとなりました。俳優として出演させていただけたこと、感謝しかありません。

そして何よりテレビ局という内側から、この問題に立ち向かって一緒に考えることができ、またそれをドラマという媒体でたくさんの方に見ていただけたこと、とても意義があったと思います。

ドラマ最後の「分かり合えないことからスタートする」というメッセージは、障害者/健常者ではなく、思い込みや偏見を捨てて、人として目の前の人とどう向き合うことができるのか?これからの未来をポジティブに捉えられれるようなそんな言葉に私は感じました。

私個人としては新たな課題にも直面した撮影でした。ここから、どんな物語を築いていくのか。「障害」はなく「それぞれ俳優」としながらも、まだまだ向き合わなければならない問題は多々あると思います。でも今回の経験は共に考え取り組んだロールモデルになったと思います。

それは本作のプロデューサーの南野さんのnoteにもあるように、このドラマがとても丁寧につくられたこと。スタッフ方も含めて、ともにお仕事ができたこと、凄く、大きな一歩だったんだと思います。

NHKオンデマンドで配信中です。
もしご覧になっていない方で興味がある方は、ぜひご覧ください。

これを機に、また新たなことがはじまるといいですね。ありがとうございました。