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リアル対話ゲーム「地図を持たないワタシ」、いよいよ来週20日からスタートです。
キャストとして出演するにあたり、研修にオンラインで参加したのは2名ですが、結局本番までオンライン参加となったのは私だけとなりました。
現地での出演も検討しましたが、今回は完全にオンラインでの出演です。
今回のプロデューサーであるヒーロー(大橋弘枝さん)をはじめ
スタッフ、そして他のキャストも含め試行錯誤をしてくださり、研修も少し違った形での参加となりました。
正直なところ「やっぱりリアルで出会わないとなぁ」と思うことも多くありました。
この対話プログラムは素敵だけれど、まだ開発段階で、オンラインで取り組むのは早いのではないか?
私を含めて13人のキャスト、まだちゃんとお話し出来ていない人もいます。
連絡や交流の場としてグループLINEのようなものがあるのですが、
どんどん話が進んで追いつくのに必死なこともありました。
もっと私自身もズケズケドンドン押して人の懐に入っていくタイプならよかったのですが、残念ながら俯瞰で物をみる性格ゆえ、そこまで中に入ってはいけませんでした。
でもそれは、仲間外れにされたとか、取り残された、のではなく、
私のこの場での立ち方、居る方法です。
(少し取り残されていた感は否めないですが、
それはこの状況では仕方がないな、と思うことばかりでした)
そんな中、オンライン方面で周辺機器やメカに強いキャストのヒロが、私がオンライン上での本番を迎えるにあたり試験接続をしてくれ、
音声のクリアさに苦戦しつつあーだこーだ言っていいながらも「今やっていることは画期的なことです」と言ってくれ、その言葉に私はだいぶ救われたりもしたのです。
リアル対話ゲーム「地図を持たないワタシ」は「マイノリティなキャストが創る対話の空間」です。
でもね、マイノリティってなんでしょうね?
誰のことなんでしょうね?
私は見た目にわかりやすい「障害」がありますが
そこがマイノリティかと言われると確かにそうではありますが、
そこだけでもないように感じます。
マイノリティ性というものはもしかすると誰もが自覚しないまま持っているのかもしれません。
対話の森に来て下さるお客様に、何を感じてもらい、持ち帰ってもらいたいのか。
それにはひとつの決められた答えがあるわけではありません。
キャスト自身が作る空気から、その場で生まれるものです。
あの場所で、初めて出会う人と、時を共にすることにより
生まれる対話の時間です。
いちキャストとしては、この対話をより広げ楽しむまでにはまだまだ鍛錬が必要で、
ブラッシュアップしていきたいところです。
さて、オンライン出演の私
別のキャストとペアで、ニコイチで来ていただいたお客様と一緒に旅をします。
オンラインのいいところ、そして補いきれない部分。
それはコロナ禍を経て、私たち自身も学んだところです。
現在急激にコロナ患者が増えてきて、もうそこまで生活を規制する必要はないのかもしれませんが、やはり恐怖は付き纏ってきますし、少なからず社会に影響も出てくるでしょう。コロナ前の社会に完全に戻ることはない、そう頭では理解しつつも、まだ慣れないところもあります。
オンラインでの対話の森はそんなこれからの時代にアイデアをくれる
ひとつの道かもしれません。
さあ、20日からいよいよ実際のお客さまとの対話が始まります。
20日間、それぞれのキャストに出会ってください。
本当にキャラが強い(笑)素晴らしいキャストが揃っています。
こんな感じ。
そして幸運にも私と出会った時は、
画面そして、一緒に組むリアルキャスト
そしてその場で新しく出会う人と共に2倍楽しんでください。
皆様に画面越しですがお会いできるのを楽しみにしております。
そして、、、クラウドファンディングが今日まで!
チケット予約まだまだ受付中!