4月より大阪大学人文学研究科人文学専攻博士後期課程(臨床哲学)に進学しました。


昨年度は、研究生として、臨床哲学という学問の深さと、指導教員をはじめとする講座の皆様の優しさに触れた一年でした。しかしながら、この一年は自分の能力不足を感じるだけで終わってしまい、進学する勇気が、覚悟が決まりませんでした。でも、きっと一年伸ばしたら、研究も先延ばしにすると予測できる私の怠惰な性格。
この一年の間に、指導教員であるほんま先生から修士論文をもとに、幅広い視野のあるアドバイスをいただきました。その上で「自分が踊ることにプラスになる研究になるといいね」と言っていただいたことが、進学の大きな後押しとなりました。そこから偶然と奇跡が重なり、進学の運びとなりました。

(ポテンシャルだけを認めていただいたと思っております。)


まだまだ、踊っていきたいですし、
演じてもいきたい。その上での研究であるスタンスは変わりません。お仕事もします。私の今まで培ってきた経験が、私の研究での素地になっています。でもやるからには、悔いがないように取り組みたいと思います。
ただ、年齢も重ねていく中、体力的に不安もあります。(いや、不安しかないです)私の範囲で出来ることしかしません。出来ません。やりたいこともまだあります。残したいものもあります。


皆様のお知恵を拝借したり、ご協力いただくこともあると思います。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

  

入学式、行ってまいりました。