今年もあと数時間。
あっという間の1年でした。

LAND FESでタテタカコさんの唄と踊らせていただく機会を得て、技術のみならず人間力も高いチアダンスチームSTYLEYさんの発表会にゲスト出演、
月夜のからくりハウス 『歌雪姫と七人のこびとーず』では念願のせり上がりを経験。
下町青空ダンス倶楽部『美しき水脈』では初の舞踏公演にチャレンジ。
Mi-Mi-Biも昨年の豊岡公演を経て、神戸に凱旋公演をすることができました。
時にカオスなクリエイションの様子はTBSのドキュメンタリー「解放区」で放送され、来年はTBS映画祭にも出展されます。
『フクローじいさんとベル子ちゃん』は5月に久留米シティプラザで、北村成美さんとのデュオ作品『ボン・バカンス』はクリスマスイブにあいこう市で上演、
と再演、レパートリーとして上演を重ねることで、広がりや深みを増すことが出来ました。
茨木市での取り組みも3年目を迎え、今年のダンス公演は『だから、あなたと奏でるカラダ』と名付け、フル生演奏での上演となりました。


10月にイギリスのDance Umbrellaで公開となりました、Stopgap Dance Companyと共に製作したAudio Choreographは現在Stopgapのwebで聴くことができます。
https://www.stopgapdance.com/production/dance-tapes/?fbclid=IwAR08w6iJNGY-gQ-L5b2tvG4J0fltSdd3Y8k8SbjNsK_50ql724HzPJLyhco

3月には思い立って、一泊二日でソウルに。キム・ウニョン氏との対談はマガジンハウス社「こここ」にて掲載していただきました。
ON-PAM 舞台芸術の「関係性」をめぐる連続講座2022、劇場・音楽堂等による共生社会実現のための人材養成講座、演劇学会秋の集会など、様々な場でのお話しの機会もいただきました。

そして、4月より大阪大学人文学研究科臨床哲学ゼミに研究生としてお世話になっております。また新しい分野へ飛び込み、まだ目を白黒させている状態ですが、
自分のこれまでの経験と知識を組み合わせて、どのような言葉を持って表現できるようになるのだろうか。
私自身がそこに期待と覚悟を少し持てるようになっています。まだまだですが。

マガジンハウス社「こここ」での連載も8回目を迎えました。
現在進行形で取り組んでいるものがあり、これは来年お知らせとなります。

歳を重ねる中で、私は何を残せるのだろうか、と考えるようになりました。
作品なのか、言葉なのか、システムなのか、もっと目に見えないものなのか、、。
今までと変わらず、踊りながら、演じながら、頭を働かせながら進めていけたらと思っています。

1年間ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。