ダンスバトルのジャッジは2回目でしたが、障害のある人ない人、それぞれが混ざりながら全力で踊る。「踊ることはこんなにも楽しいんだな」と感じさせられるイベントでした。


部門としては以下のとおり。

上半身の動きのみを競うシッティング部門

障害者2on2

一般2on2 ここにも障害のあるダンサーが多くエントリーしていたのも、このバトルの特徴だと思います。


バトルという形式上、勝敗がつくので、やはり技術が高い、身体能力の高いダンサーが勝ち進んでいくのですが、それだけでもない部分があり、技術も大切だけど、限られた時間をどのように演出し踊るのか。運もある。でも、その場所でどれだけ身体を、表現を見せ(魅せ)、踊る情熱を伝えられたかなんだろうなと思います。


まだ経験の浅いダンサーや、一見障害が重度のダンサーが熟練のダンサーと組むことによって上位獲得する、コンペティションなどではよく見る傾向もあったのですが、熟練のダンサーが障害のあるダンサーの身体の特性を理解し上手く使っている部分もあり、何よりそれを会場で見ている他のダンサーや観客が喜んで観ている雰囲気がよかったですね。


それはMCの力が大きいように私は感じていて、回し方やコメントが上手くて、どんなダンサーもリスペクトして、どんなハプニングも讃える。全体に温かい空気に満たされていました。


障害のない、まだまだこれから将来がある小さなダンサー達が、こんなにも多様な身体と表現があることを知る機会があることは、これからに繋がっていくように感じます。


さて、私、昨日はジャッジのみならず、バトルも参戦してきました。初のバトル。上半身の動きのみを競うシッティング部門、ベスト8まで勝ち進ませていただきました。その次で負けました。でも相手がとっても可愛い、でもダンスはキレキレの男の子だったので、満足です(笑)



Shunjiさん、お疲れ様でした。


11月3日に、また違うイベントの審査員させていただきます。まだエントリーできるようです。