「地図を持たないワタシ」オンラインキャスト「かずっぺ」としての 出演、終了しました!
様々な方のおかげにより、オンライン出演を完了できました。
たくさんの対話、本当にありがとうございました✨



私はこんな姿でやっておりました。



オンラインでの対話、オンラインだから私の姿は上半身しか見えなくて、私の身体のことはどこまで伝わるのだろうか?
マイノリティキャストとして採用されながら、自分のマイノリティ性が上手く伝えられなくて、悶々とした時もありました。

でも、私と一緒にキャストとして担当してくれたアリちゃん&みこえちゃん、そしてスタッフの方々の愛のあるフィードバック、そして他のキャストのみんなの言葉で、場所は離れていても繋がり、言葉を重ねることで、なんとかやれたような気がします。





そして毎回、旅を共にしたトラベラーの方の反応や言葉がとても学びと力になりました。

最初は「私、コミュ障なんじゃないか」と思うくらい対話がうまくいかなくて。終わってみても、どんなやり方が良かったのかはわかりませんでした。その時、その時、目の前の人に向かい合うこと、それだけでした。でも普段の生活では、案外それが出来ていないのかもしれません。

あと、「森田かずよ」ではなく「かずっぺ」としてトラベラーの前に立てたことも、私のここ最近の状況では新鮮なことでした。
私のことを知ってくださっていたトラベラーの方もいましたが、ほとんどは知りません。画面の中にいる私と初めて出会う。ダンサーであることも知らない。どんな人かわからない。そんな中、私はその時間トラベルを一緒に楽しみ、対話をしてくだけ。何を私は伝え、対話していくのか。本当に鍛えられました。

毎回トラベラーの方は自分の心の内や、考えを話してくれて、その言葉にちょっと泣きそうになった時もありました。今日担当させていただいた2ユニットだって、とても楽しかったけど、楽しいだけじゃなくて、それぞれ想いや環境を背負っていて、胸がいっぱいになりました。

最大の心残りは、会期中に対話の森ミュージアムに実際に行くことが出来なかったですが、それでもこのコロナ感染拡大の中、無事に任務を終えられてとてもホッとしています。

今だからこそ、オンラインで出来たことにも意味があると思っています。オンラインでの音ラグ、映像が落ちることもありました。それは確かに障害だけど、どこかコミュニケーションにもなった時もありました。タブレット画面+三脚の姿、全てが「かずっぺ」だ、と言ってくれたトラベラーもいました。

「地図を持たないワタシ」はあと3日間。
残りのキャスト、スタッフ、そしてトラベラーの皆様といい時間を過ごしてくださいね。

ヒーロー、楽しい夏をありがとう✨
今回のことについては、どんなことを考えながら進めていったのか、また改めて話を聞いてみたいな。