コンビニのトイレは公衆トイレのように使われます。特に当コンビニのようにロードサイドの店はその特徴が強いようです。トイレは男女別々で各1個あります。しかも女性用は便座が暖かくなります。

お使いになるお客様は店員に一声かけてほしいのですが、だまってトイレに入ってそのまま帰るお客様も多いです。女性にその傾向が強く、トイレを貸してと言うのはちょっと恥ずかしいのかもしれません。

でも、自分が他のコンビニのトイレを使わせていただくときは何かしらの買い物をしています。細かい話ですが紙も水も電気もタダではないのです。


ある日のことです、掃除をしていた店員が”消臭剤がなくなっています”私”・・・”一瞬何のことか分かりませんでした。

そんなもの盗まれるはずがないと思っていた私。DIYの店やスーパーでは備品やトイレットペーパーにお店の名前が書いてあったりして、何でこんなことしているのかと思っていたのです。

SVは名前書いておいたほうがいいですよなんて言っていました。

トイレを使わせていただいた上にトイレから物を持っていく不届き者がいるのです。

2回ほど盗まれましたので、消臭剤には店の名前を書くことにしました。

なぜか女性のトイレからなくなります。

当コンビニはお客様の9割近くが男性です。


でも、あんな大きなものどうやって持っていくのでしょうね。

コンビニで飲料を買うとき大きなガラスの扉を開けますが、棚の奥は大きな冷蔵庫になっていてウォークインと呼ばれています。人が出入りして少なくなった飲料を補充したり、予備の飲料が冷やされています。

だいぶ前のことです。

夜間高校へ行っている学生がバイトをしていました。わたしは彼にウォークインに入って飲料の補充と飲料を出して空いた箱を整理するようにお願いしました。もちろんやり方の説明は研修済みです。アルバイトでもちょっと安い時給ですが研修はあるのです。


ところが、箱はつぶさないで山積み、飲料も間違えた棚に入れたり・・・なんだこれは状態のウォークイン。

私は棚を間違えないようにお願いね、それから箱はウォークインから出して外の物置に入れてください、と言いました。

ところが、おばさんよう、おれっちバイトだから社員と同じような要求するなよな・・・だって。

あのね、バイトだろうが社員だろうが給料貰ったらプロだろうが、なにをボケ言っているの。それにおばさんようはないだろう。

私だって頭にきますよ。ひと悶着あった後。

やめるこんなとこだってさ。

そのまま帰ってしまった。

おいおい、せめて今日は働けよ、代わりがすぐに来られないでしょうよ。


責任は私が取りました、彼のシフトの残りを働きました。疲れました。

こんなことは普通ないと思うのですが、漫画の世界のようなことが、私のコンビニでは起こるのです。

事実は小説よりも奇なり(バイロン:イギリスの詩人です)

ある日の夕方酔っ払った中年の男性がお買い物に来た。

お客様:おまえなんて、安い給料で働いているんだろ!!

店員A:・・・

お客様:おれはなぁー、キャバレーの姉ちゃんたちを送って時給5000円だ・・・

お前態度が悪い、俺は客だ・・店長呼んでこい!

こんな騒ぎを起こすお客様がごくたまにやってきます。何とか外に出ていただいてお話を伺うことにしました。


俺は今失業中でここで雇え!、結構ですよこんなガラの悪いお方はと思いながらも、それでは履歴書お持ちくださればなどといってお帰り願った。二度とこないなと思っていました、私は。。


ところがです、翌日履歴書を持ってやってきたのです。

店員A:どうするんですか店長、僕いやですよ。一緒に仕事するの。

店長:面接するより仕方ないでしょう。


いろいろ話を伺ってから、せっかく資格をお持ちなのだから、それを生かしたほうがよろしいでしょう。きっと決まりますよ。慣れたお仕事がよろしいですよ等等お話をしてから後日お電話でご連絡いたします。

しばらく連絡しないでおこうと、と思って数日が過ぎた。

店員A:この間の酔っ払い来ましたよ、店長に用事だそうですよ。

私が連絡しないので文句を言いに来たに違いないと思いながら出て行くと、

お客様:履歴書返してくれ、運転手の職が決まりそうだから。ありがとよ。世話になったな。

店長:それはおめでとうございます。

新しい封筒に入れて履歴書をお返しした。


ほぉ、心臓どきどき・・・、どうなることかと思った。

まぁー何事もなくよかったよかった。