こんばんは。
今日は東日本大震災から１０年。２時４６分に、静かに黙祷しました。
自然の脅威と共に生きているということを、しっかりと心に刻んでいこうと思います。
今日から、新規の案件のホットスタンプの量産を始めました。
印刷機を改造して、初めて挑戦する、ボトル容器の、転がしでの印刷。うまくいく保証はなく、すべてが手探りでの挑戦です。
教えてもらえるというのは、ラクなことだなぁと、実感します。
納期限は３月１７日。容器の投入数は３１８０本。良品の希望納入数は３０００本以上。
できないかもしれないという不安の中で、納期と納入数が決まっているのですから、終わるまでは、最大の緊張感の中で生きることになります。
時間切れになったり、弾切れ（＝納入数不足）になったりしたら、ゲームオーバーです。
試作時に注意を受けていたエラーを、なかなか改善することができず、ジリジリと不良が増えていて。このままいくと、良品が足りなくなる...。
印刷機のすべての調整を試してみて、それでもうまくいかないので、抜本的なところを見直します。残されている選択肢は、箔の変更です。
今日は木曜日。箔の選択は、今日の午前中が期限でした。今、使っている箔が原因で不具合が生じていると仮定して、箔を変えることができますが、３月１７日の納期に間に合わせるには、今日が箔の発注の最終のタイミングです。
手持ちのサンプルの箔を、すべて試してみて、カタログに書かれている説明との合理性を考えて、次なる候補の箔を注文しました。
カタログには、簡単な説明しかないからな...
ホットスタンプを手広く扱っている工場には、箔のラインナップも多いでしょうし、それらの適合具合のデーターもあると思います。
それらの情報や知識、在庫がないところが、新規参入の工場の、苦しいところです。
候補の一つのサンプルの箔で印刷してみると、明らかにエッジでの箔ぎれが美しく、即決して、注文を入れました。
土曜日に、新しい箔が着荷するので、週末に挑戦を再開します。
今のご時世で、第二次産業に、新規で参入するなんて...、と思いますが、四の五の言わずに、目の前にある御用命の遂行に向けて、今できることに、全力で取り組もうと思います。
いつもブログにお越しくださり、本当にありがとうございます。