素晴らしい!
この夜はイザベル・ファウストの独奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴けた幸運に感謝です♪
いつものようにボーイッシュな金髪で黒いパンツルックに白地に赤いストライプがデザインされた薄手のポンチョ風な服を身に纏って僅かに微笑みながら佇みます。
イルジー・ビエロフラーヴェクが指揮するチェコ・フィルは生真面目に彫られた木製のサラダボウルに自然栽培の農園で実を成した野菜や果物が程よい分量で盛られている感じです。
ファウストのアプローチは透明度が高く、真っ直ぐで爽やかでノンオイルですが、芳香を振り撒くところもパンチの強いダウンボウを決めるところもあり、けして単調にはなりませんでした。
一楽章のカデンツァはヨアヒムのものではなかったので恐らくは彼女のCDでも使用されているピアノ編曲版の協奏曲だと思います。ティンパニを担当した日本人奏者との掛け合いも愉しそう。
私は二楽章は気持ち良くて二回ほど天竺に行ってしまいましたが、三楽章の芯のある自信に満ちたリズムに瞬きを忘れて聴き惚れました。
客席の沸騰も納得です。
チェコ・フィルとの日本公演では東京以外ですと今日11/2に宮崎のアイザックスターンホールで演奏されます。
聴けるチャンスがある方は是非♪

