久しぶりに展覧会に行きました。
間もなく終わる東京ステーションギャラリーで開催されている
『鉄道と美術の150年』です。
事前予約制ですが、当日券もありますという事で、予約無しでも入れました。
最初は、ペリー来航でアメリカから鉄道技術を持ち込んでいたようです。
その図面を見ると、今と原型が変わらず線路の上を汽車が走って、やがて電車が主流になるという流れです。
鉄道にちなんだ作品ですが、時代ごとの変化が激しくて、ついていくのが大変です。
印象に残った作品は、満員電車の中を写した写真と、銭湯の中でプラレールを敷いている写真です。
最後は、東日本大震災で福島の原発がやられた時、放射能漏れが不安だった記憶があります。
それを渋谷駅にある岡本太郎さんの『明日の神話』の作品に、原発が損傷した絵を貼り付けたのがニュースになってました。
あれを見るとは思わなかったです。
作品の解説文を読むと、痛いところをついた内容です。
いろいろと考えさせられる展覧会です。
もう一つ気になっていた展覧会があって、アーティゾン美術館で開催されている
『パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂』
オペラ座に関する作品があります。
図面や衣装デザインなどがあります。
印象に残ったのが、オペラ座が火事になった様子を即興で描いた作品です。
緊迫した様子が伝わります。
席によって、その人の身分や経済状況がわかってしまうのがオペラ座の特長で、時々ライブ会場で席で値段が決まるところがあります。
あれも、社会の縮図が出てます。
森英恵さんがデザインした靴が展示されてました。注目度が高かったです。
観劇している人を描いた作品もあり、そこで取り引きがあったという話があるほどです。
アーティゾン美術館ですが、ブリヂストン美術館を建て替えてできた美術館です。
以前とは規模が違うので、長くても1時間ちょっとで見終わってました。
その感覚で入ると、オペラ座に関する作品が思っていた以上に揃っている事に驚きます。
所蔵展も含めて、滞在時間は2時間半くらいでした。
おかげで体はへとへとになって、電車内で寝てました。
展覧会のはしごは、やはりするものではないと思います。


