東京都写真美術館で開催されている展覧会
黒澤明 「映画に捧ぐ」を見に行きました。
黒澤明といえば名監督で有名ですが、若い頃は画家を志していたこともあり二科展に入賞する才能がありました。
映画に取り組むようになってから、筆は持たなかったようです。
30年前に「影武者」という映画を製作するときに、予算の関係で映画が暗礁に乗り上げて闇に葬るのも嫌だったので、せめて絵だけでも物語を見て欲しいという思いで描いた作品が多く展示されています。
この絵コンテだけでも熱意がこもっていて、黒澤映画のこだわりが見えてきます。
撮影の準備がしっかりしているから、これだけのすばらしい映画が撮れるのだと思います。
戦国武将を描いた映画は、とにかくお金がかかってそうです。スケールが全然ちがいます。
監督が夢に出てきた人物や風景を映画にしてます。それは戦国武将と違ってのどかでホッとさせられるのです。
クロッキー帳サイズが多いですが、なかには大きな壁一面ほどの絵が飾られてかなり迫力があります。
この展覧会を見てから、黒澤映画を見るのもいいと思います。